記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/4/2 記事改定日: 2019/5/24
記事改定回数:1回
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
暑い時期になると、なんとなく体がだるかったり、食欲が衰えたりといった「夏バテ」の症状に悩まされることがあります。今回の記事では、そんな夏バテを予防するための水分補給のコツについてお伝えします。
夏バテは、夏の高温多湿の環境に体が対応できないことで起こる体の不調のことです。
夏バテになると
などの症状が現れます。
室内と室外の気温差による自律神経の乱れや暑さによる睡眠不足、冷たいもののとりすぎによる胃腸の疲れなどが原因になりますが、適切な水分補給ができずに体の水分が足りなくなり、夏バテの症状が現れることもあります。
脱水症の初期症状や軽度の脱水には、倦怠感や食欲不振など夏バテのような症状が引き起こされることがあります。
また、夏バテの原因が水分不足であることも多々あり、夏バテを予防するには室温の管理だけでなくこまめな水分補給を心がけて水分不足を防ぐことが大切です。
夏の時期は汗をかくことで脱水になりやすくなります。
このため、水分補給と言っても水やお茶などではなく発汗によって失われやすい電解質が含まれた経口補水液などを摂取すしましょう。
一日に必要な水分補給量は体格によっても異なりますが、1.5~2リットルほどが目安です。また、多量の汗をかいた後にまとめて引用するのではなく、汗をかいていない状態でもこまめに水分を摂るようにしてください。
夏は発汗量が多く、ちょっとした運動でも思った以上に水分が出ていってしまいます。こまめな水分補給で、未然に夏バテを防止しましょう。