記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/4/26
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
洋ナシ体型の方にとっては、特に大変な下半身のダイエット。足のお肉はなかなか落ちにくいですが、どうすれば下半身をスッキリさせられるのでしょうか?下半身やせに効く方法を原因別にご紹介します。
ダイエットしたい部位としてあげられることの多い下半身ですが、やせにくいのには実は原因があります。
下半身の脂肪は上半身の6倍たまりやすいとも言われており、これを落とすのが難しいため、下半身はやせにくいと言われているのです。
下半身は重力の関係で水分がたまりやすく、むくみのケアをしないとなかなか細くすることはできません。
年齢を重ねてくると、徐々に筋肉の量は減っていきます。すると、下半身の水分が戻りにくくなったり、脂肪がつきやすくなったりして、やせにくくなるのです。
では、どのようにしたら下半身はダイエットできるのでしょうか。原因別にオススメの方法をご紹介していきましょう。
脂肪が原因で太ももが太くなっている場合は、食事制限と運動がもっとも効果的なダイエット方法です。脂肪をつくる原因となる糖質・脂質の摂取を控え、適度な運動で脂肪燃焼を心がけてみてください。
むくみが原因で太ももが太くなっている場合は、むくみにくいように水分や塩分をとり過ぎないようにすることが大切です。そして、マッサージやストレッチを習慣的に行って、下半身にたまった水分が上半身へ戻りやすいようにすると良いでしょう。
筋肉の衰えが原因の場合は、適度な運動で筋力の低下を防ぎながら、マッサージで固くなった太ももをほぐすのがオススメです。運動はハードなものでなく、ウォーキングなどの有酸素運動やストレッチなどを行うと良いでしょう。
すっきりとした下半身をキープするためには、普段の生活に気をつけることが大切です。
味の濃い食事は、塩分が多く下半身がむくみやすくなってしまいます。塩分の多い食事が続かないように、バランスのとれた食生活を心がけましょう。また、お菓子やレトルト食品は糖質や脂質が多く、とり過ぎると皮下脂肪が増加してしまう原因になります。できるだけ控えるように気をつけてください。
冷たい飲み物は、体を冷やして内臓の動きを弱くしてしまい、脂肪燃焼を妨げる原因となります。温かい飲み物や常温のものを飲むようにしましょう。
仕事で座りっぱなしだったり、歩く機会が少なかったりすると、下半身の筋力が衰えてむくみやすくなったり、脂肪がつきやすくなったりしてしまいます。ウォーキングやストレッチなど、体を動かす習慣をつけるようにしましょう。
下半身は簡単にやせられる部位ではないですが、普段の生活から見直すことでスッキリさせることは可能です。下半身がやせにくくなっている原因を見直して、やせやすい体づくりを心がけましょう。