未成年の飲酒、喫煙にNO! 同調圧力に負けない子どもに育てるために②

2017/1/12

山本 康博 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 呼吸器内科医

山本 康博 先生

「嫌われたくないから断れなくて」
「みんなやってるから、自分もやってもいいと思って」
という考えから、思わぬ犯罪につながってしまう恐れのある「同調圧力」。

この同調圧力から子どもを守るために親としてできることを、
前回に引き続きご紹介していきます!

親としての気持ちを伝える

子どもたちは両親から学びます。盗み、カンニング、いじめなどに対する親の気持ちを子どもに率直に伝えることが重要です。 子どもは何かが間違っていることがわかると、それに同意する前に熟考するようになります。

子どもの自尊心を養う

日頃から、子どもが自分自身を好きになれるように励ましてください。何かを達成したなら褒め、良い選択をしたときには称賛してください。自分に自信を持った子どもは、仲間の悪い同調圧力に抵抗する傾向があります。

良い価値観を持つ友達と付き合わせる

同じ価値観を持つ友達がいる子どもは、仲間の悪い同調圧力に抵抗する可能性が高くなります。子どもの友情を(個人的なものもネットも)注意深く見守ってください。子どもが高校生で独立しているように思えても、ほかの親とのコミュニケーションも欠かさず行ってください。

テレビやインターネットと子どもの行動の関連性

テレビやインターネットも、一種の同調圧力のような側面があります。子どもがテレビやネットで見聞きするものは、子どもの選択に影響を与えることがあるのです。
これらの悪影響を防ぐ方法として、以下を参考にしてください。

 

子どものテレビやインターネットの時間を制限する

子どもの年齢や宿題、家族で過ごすべき時間などを考慮した上で、テレビを観たりインターネットを使ったりする時間を決めてください。

 

子どもがインターネット上で何を見ているかチェックする

子どものインターネット検索履歴は、PC上で確認できます。また、子どものスマートフォンを確認して、ダウンロードしたアプリを確認することもできます。子どもに自由にネットサーフィンする権限を与えるのであれば、各種パスワードを教えることを交換条件とするのもいいでしょう。

 

子どもが聴いている音楽を把握する

歌詞によっては、強力で否定的なメッセージが含まれている場合があります。

 

一緒にテレビを観たり、ネットサーフィンをしたりする

家族の価値観を高めるためにおすすめです。共通のトピックを話し合う機会になりますし、子どもが特定の物(薬物、アルコール、妊娠など)についてのウソや真実を見極められるようになります。

 

家のテレビやオンライン機器に閲覧制限をかける

ほとんどのインターネットや携帯電話では、子どもから有害サイトをブロックするサービスや閲覧制限の設定ができるようになっています。

 

子どもの電子機器の使用を監視する

子どもが友達の家に行くときや、友達が自分の家に電子機器(ノートパソコン、タブレット、携帯電話)を持ち込んでやってくるときは、事前にその友達の親と話し、使用上してもいいことといけないことを子どもに伝えるようにしてください。

おわりに

子どもを同調圧力から守るためには、日頃から親子で会話をし価値観を共有しておくことが大切です。また、インターネットなどのメディアが普及している現代だからこそ、子どもがどんなものに影響を受けているか、親としてしっかりチェックする必要もあるでしょう。やっていいこととやってはいけないことをはっきり伝え、同調圧力に負けない子どもを育てていってください!

この記事に含まれるキーワード

喫煙(89) 同調圧力(2) 子ども(68) 未成年(4) 友達(4) 10代(9) 非行(2) インターネット(5) テレビ(1) いじめ(10) パソコン(7)