頭痛に効くツボ 〜 お灸で効果が得られるツボを紹介 〜

2018/5/10

山本 康博 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 呼吸器内科医

山本 康博 先生

ツボというと手でのツボ押しを思い浮かべる方が多いですが、お灸で温めることでもツボを効果的に刺激することができます。今回の記事では、頭痛でお悩みの方に向けて、頭痛解消効果があるお灸のツボをご紹介していきます。

頭痛に効くツボ、お灸で効果的なのは?

一言で頭痛といっても、どの場所が痛むかによって適したツボは異なります。頭痛の部位別に、効果的なツボをご紹介していきます。

後頭部の頭痛に効くツボ

後頭部の頭痛に効くとされるツボは以下の通りです。

  • 崑崙(こんろん):外くるぶしの後ろ側のくぼみにあるツボです。刺激することで、足先から頭まで流れる膀胱経の巡りが良くなります
  • 後渓(こうけい):手をグーの形に握ったときにできる、小指側の手のひらのシワの端に位置するツボです。肩こりからくる頭痛の緩和に特に効果的とされます

側頭部の頭痛に効くツボ

側頭部の頭痛に効くとされるツボは以下の通りです。

  • 足臨泣(あしりんきゅう):足の小指と薬指の骨が合流する部分にあるツボです。体の側面の経絡の流れを良くする効果があるとされます

前頭部の頭痛に効くツボ

前頭部の頭痛に効くとされるツボは以下の通りです。

  • 足三里(あしさんり):膝のお皿の下に指4本分程度下がったところにある、スネの外側のツボです。胃腸の機能を回復することで、むくみや頭痛などの緩和につながる効果が見込めるとされています
  • 合谷(ごうこく):手の甲の、人差し指と親指の骨が交わったところにあるツボです。頭痛や歯痛、肩こりなどさまざまな痛みに効くツボといわれています

頭頂部の頭痛に効くツボ

頭頂部の頭痛に効くとされるツボは以下の通りです。

  • 太衝(たいしょう):足の人差し指と親指の付け根から、足首に向かって指を押し上げたとき、ちょうど指が止まる部分にあるツボです。足先から頭頂部へとつながるツボといわれています

お灸のやり方

台座灸やライターなど必要なものを用意したら、まずペンでツボの位置をマーキングします。お灸をすえる場所は、煙を排出できるよう換気扇のある部屋にし、食事や入浴から1時間程度時間が経ってから行うようにしてください。

お灸が初めての方は、熱くないタイプの台座灸を選びましょう。熱いのを我慢していると火傷の恐れがあるので、もし熱さや痛みを感じたらすぐに中断してください。

なお、妊婦さんは刺激してはいけないツボも存在するので、どうしてもお灸がしたい場合はかかりつけ医に必ず相談してからにしてください。

おわりに:頭痛を解消する効果があるお灸。ぜひお試しを

お灸はツボを温め、頭痛などの症状を緩和するだけでなく、その香りからリラックス効果も得ることができます。痛みのある部位によって効果的なツボは異なるので、お時間のあるときにでも、一度試してみてはいかがでしょうか。

関連記事

この記事に含まれるキーワード

頭痛(193) ツボ(30) お灸(1)