記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/6/1
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
下痢や寒気の症状が続く場合、考えられる病気にはどのようなものがあるのでしょうか?
下痢と寒気の症状を伴う病気について解説していきます。
下痢の症状があるときに一番多いとされているのが感染性胃腸炎で、インフルエンザや急性上気道炎が次に多い病気と言われています。また急性上気道炎では、上気道炎で胃腸炎を合併している場合もあるなど、悪寒が伴う下痢があるときは、合併症の疑いもあります。
下痢の症状があるときに考えられる病気として、以下のようなものがあげられます。
特に決まった治療法はなく、症状に応じて適切な対症療法が行われます。
乳幼児や高齢者は、下痢による脱水症状や誤嚥(嘔吐物が気管に入る事)による肺炎などが起こる可能性があるため、早急に医療機関を受診しましょう。
また、嘔吐が徐々に落ち着いてきたら、水分補給と一緒に少しずつ食事を摂ることが大切です。悪寒を伴う下痢の全てが感染性胃腸炎と言う訳ではないので、下痢の原因を特定するためにも、一度医療機関で診てもらいましょう。
下痢の症状がある時に一番多いとされているのが感染性胃腸炎ですが、悪寒が伴う下痢がある時は、合併症の疑いもあるので注意が必要です。また、下痢の治療をする際には対症療法が基本となります。乳幼児や高齢者は症状が重症化する可能性が高いので、早めに医療機関を受診しましょう。