乳がん検診の費用ってどのくらいかかるの?3つの場合について解説!

2018/7/17

前田 裕斗 先生

記事監修医師

前田 裕斗 先生

会社の健康診断や、自治体からの案内で受けることのある「乳がん検診」ですが、乳がん検診の費用はどれくらいかかるのでしょうか?自治体で受ける場合や保険診療の場合、自己負担の場合の3つのケースごとにご紹介します。

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自治体で受ける乳がん検診の費用はどのくらい?

乳がんの検診は、自治体による検診や会社などで加入している健康組合の職場検診、保険診療などによって費用が異なってきます。
一般的に40歳以上の女性には、住んでいる自治体から2年に1度、乳がん検診の案内が来ますが、これは職場などで他の受診機会がない方、自覚症状がなく、乳がんの経過観察または治療中でない方などが対象で、費用は無料~5000円程度です。

自治体が指定する医療機関でマンモグラフィー検査をおこない、希望があればエコー検査や視触診検査(問診、視診、触診、自己触診法の指導)を追加することができますが、視触診検査のみを受けることはできません。
費用についてはあくまでも目安のため、検診を受ける場合にはあらかじめ問い合わせてみましょう。

乳がん検診を保険診療で受けると、費用はどれくらいになる?

自覚症状がない状態で、個人で検査を受ける場合は保険適応外ですが、自覚症状があったり、検診で「検査の必要あり」と診断されたりした場合は、保険診療で検診を受けることができます

保険診療の場合でも自治体で行う乳がん検診同様、マンモグラフィー検査かコー検査を実施し、異常が見つかれば精密検査が必要となります。精密検査は、疑わしいしこり部分の細胞や乳頭の分泌液を採取して行われる、細胞検査や組織検査などがあります。

これらの検査は保険が適用されると、おおよそ2000円前後の費用がかかり、MRI検査では1万円~1万5000円程度かかります。
こちらの金額も目安ですので、自分の年齢や加入している健康保険、住んでいる自治体の制度などを確認してから受診すると良いでしょう。

乳がん検診を自己負担で受けると費用はどのくらいかかるの?

個人事業主の方など、国民健康保険に加入されている方の場合は、人間ドックなどを利用して、全額自己負担で乳がん検診を受けることが可能です。人間ドックの種類によっては、オプションで乳がん検診を付けられることもありますので、確認してみましょう。なお、このような場合は乳がん検診のみ、または乳がん検診と子宮がん検診などをセットにした女性特有の疾患のプランがある医療機関もあります。検査内容はマンモグラフィーとエコー検査の好きなほうから選ぶことが可能で、両方とも受けることもできます。

自己負担で乳がん検診を行うと、マンモグラフィー+エコー検査+視触診でおおよそ1万円程度かかります。エコー検査のみの場合は4000円前後、マンモグラフィーのみの場合は5500円前後です。

また、人間ドックのオプションとしてではなく、一般の病院で検査を受けることもできますが、その場合はこれに診察料や初診料などが加わり、合計2~3万円程度の費用がかかります。自己負担で検査する方法はお金がかかりますが、検査方法を好きに選べるメリットがあります。

おわりに:自分に合った方法で定期検診を受けましょう

3つの検診方法の費用をご紹介しましたが、詳細な費用は現在の自分の健康状態や健康保険、お住まいの自治体の制度によって異なります。検診前に、必ず希望の医療機関で費用の確認をしましょう。
また、乳がんは早期発見・治療をすれば高い確率で治るともいわれています。自分に合った検診方法で、乳がんの早期発見に努めましょう。

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