記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/7/10
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
いまや国民の2人に1人が罹患するといわれているがんですが、がんにかからず生きていくために、日ごろから実践できる予防策はあるのでしょうか。
今回は食生活の見直しからがんを予防する方法について、がん予防のために摂るべき食べ物や避けるべき食べ物などをご紹介していきます。
がんを予防するためには、以下の点に留意して毎日の食事の内容や摂り方を工夫すると良いといわれています。
日本人に多い胃がんや食道がんを予防するためにも、日々の食事内容の見直しはとても効果的ですので、覚えておいてくださいね。
ここからはより具体的に、がんの予防に効果的と考えられている栄養素・食べ物をご紹介していきます。
上記のうち野菜類・果物は特に肺がん、胃がん、乳がん、大腸がんの予防に効果的といわれていますので、積極的に摂取すると良いでしょう。
がん予防に効果的な食べ物とあわせて、がんのリスクを高めるとされる食べ物や飲み物もご紹介します。
以下は食事からがん予防をするなら控えめにすべき飲食物ですので、覚えておきましょう。
食事内容の他にも、以下の項目に気を付けて日常の生活習慣を見直すと、より高いがん予防の効果が期待できるとされています。
がんになるかどうかは遺伝の要素もありますが、日々の生活の積み重ねによる部分も大きいとされます。上記を食生活の改善とあわせて実践し、日常生活からがんの予防に努めましょう。
誰にでも発症の可能性のあるがんですが、日々の食事や生活習慣を見直し、予防策を実践することで、ある程度予防することはできます。知らず知らずのうちに偏りがちな食事を、がんになりにくい食事内容へと意識的に変えるだけでも、一定の効果は期待できます。がんについて正しい知識を持ち、定期的な健康診断や医師のアドバイスを受けたうえで、この記事を参考に食事や生活習慣を見直して、予防に努めてくださいね。