記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/7/13
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
ふとショーウインドウや鏡を見たとき、自分の姿勢の悪さに気づくこと、ありますよね。一度姿勢が悪くなるとなかなか直すのは難しいものですが、姿勢を改善するにはどんな方法が効果的なのでしょうか?今回はおすすめのストレッチをご紹介します。
日々のデスクワークで、前かがみになってパソコン業務をしていたり、同じ姿勢で長時間家事をしていたり、足を組んで座ったりしていると、徐々に筋力のバランスが悪化し、姿勢が悪くなっていきます。
日本人に特に多いのが、猫背タイプと反り腰タイプの人です。
鏡の前で横向きに立ったとき、背中が丸まり、肩や耳、顎が前方に出ているのが特徴です。猫背タイプの人は肩や腰回り、お腹やお尻の筋肉が弱く、太ももの裏側が硬いことが多いという特徴もあります。
鏡の前で横向きに立ったとき、お腹が前方に突き出ているのが特徴です。反り腰タプの人もお腹や腰、お尻の筋肉が弱く、太ももの前側が硬い傾向があるという特徴があります。
猫背や反り腰気味の人は、腹筋や背筋などの体幹、肩回りなどの硬くなった筋肉をほぐすストレッチが有効な場合があります。おすすめのストレッチをいくつかご紹介します。
縮こまった肩回りや胸回りの筋肉をほぐすストレッチです。特に猫背気味な人に有効な場合があります。
反り腰の人は一見姿勢がよさそうに見えますが、実はお腹やお尻の筋力が低下していたり、股関節周辺の筋肉が硬くなっていることがあります。
猫背の人は、胸周辺や背中回りの筋肉が固まりがちです。以下のストレッチで、これらの筋肉をほぐしてみましょう。
猫背の人は、長時間のデスクワークなどでハムストリングスが縮んでしまっていることが多いです。この部分の筋肉をしっかり緩めることで、猫背が解消しやすくなります。
体幹が弱いと体の軸が不安定になり、姿勢が崩れがちです。以下のストレッチで体幹を鍛え、体の軸を安定させましょう。
猫背気味や反り腰気味の方は、これ以上姿勢が悪くなる前に、硬くなった筋肉をほぐすのがおすすめです。寝る前やオフィスでの休憩中など、ちょっとしたスキマ時間を見つけたら、これらのストレッチをぜひ実践してみてください。