記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2025/8/27
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
むずむず脚症候群はレストレスレッグス症候群とも呼ばれていて、睡眠障害にも深く関係しています。原因がはっきりわからない「一次性」のものと何らかの疾患が原因である「二次性」のものがあるため、基本的には医療機関での検査・受診が必要になりますが、むずむず脚症候群の症状は「日常生活の工夫」で緩和する可能性があります。この記事では、むずむず脚症候群の症状の特徴と症状緩和につながる日常生活の工夫について解説していきます。
むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)のおもな症状は、じっと座っているときや横になっているときなどに、足にむずむず・ぴりぴり・ちくちくとした違和感や不快感が生じることであり、「足を動かしたくなる」という症状も現れます。症状は、夕方から夜にかけて現れやすく、睡眠障害の原因にもなります。むずむず脚症候群のおもな診断基準として、以下が挙げられます。
むずむず脚症候群の原因はまだ明らかにはなっていませんが、中枢ドパミン系機能の低下が関連すること、中枢のドパミンシグナル伝達が夕方を最低点とした日内リズムを示すことなどから、脳のドパミンシグナル伝達の機能低下が関連していると考えられています。なお、むずむず脚症候群が遺伝と関係している、むずむず脚症候群の発症者には鉄の欠乏がみられることなども、この考え方の裏付けになっているといわれています。
むずむず脚症候群の症状は、以下で挙げる「日常生活の工夫」で緩和できる可能性があります。
上記のような工夫・見直しをしても症状が緩和しない場合や症状が改善する気配がない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
むずむず脚症候群の症状は、食生活や飲酒習慣・喫煙習慣を見直したり、適度な運動を習慣化したりすることなどの工夫で緩和できる可能性があります。しかし、日常生活に支障が出るほど重症・長期化した場合には、薬物療法などの専門的な治療が必要になる場合があり、何らかの疾患が原因になっている場合もあります。気になる症状に気づいたときは、まず医療機関を受診し、今後の生活について医師に相談することをおすすめします。生活習慣の見直しで緩和しない場合は、早めに医療機関を受診してください。