記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/10/30
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
過敏性腸症候群(IBS)の治療では食事療法が大きなカギを握りますが、「下痢型」「便秘型」などのタイプによって適した食事内容は異なります。ここでは下痢型の食事療法のポイントや、おすすめのレシピを紹介していきます。
まず、過敏性腸症候群(IBS)の下痢は、大腸の過剰な蠕動運動が原因で起こるものです。蠕動運動が活発すぎると中を通過する便のスピードが速くなり、水分を十分に吸収できずに排出された結果、下痢便となります。
IBSで下痢になるそもそもの原因は、多くの場合ストレスとされていますが、そのほか食べたものの影響で下痢になっている可能性もあります。具体的には、下記の食べ物や飲み物が挙げられます。
下痢型IBSの方は、まず上記の摂取をなるべく控えることが大切です。そしてもうひとつポイントとなるのが、「消化によいものを食べる」ということです。
消化によいものとは、うどんやおかゆ、豆腐、白身魚など、脂質をあまり含まず、水分を多く含んだやわらかい食べ物です。これらは消化にかかる時間が短く、それでいて栄養素が吸収されやすいため、胃腸の負担を軽減しつつ、効率よく栄養をとることができます。
下痢型IBSの方におすすめの食事のレシピをいくつかご紹介します。
IBSは消化器の疾患のため、食べるものが症状に大きく影響していきます。暴飲暴食は控え、消化にいいものを中心に、日々の献立を考えていきましょう。
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