記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2019/1/1
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
命にかかわる恐ろしい脳の病気として知られる「くも膜下出血」。発症を予防するために、日ごろからできる対策は何かないのでしょうか。
今回はくも膜下出血になりやすい人の特徴や、予防するために日ごろから気を付けるべきこと、脳ドックの重要性についてご紹介します。
くも膜下出血を発症しやすい人の特徴は、以下の通りです。
上記のうち、当てはまる項目が多ければ多いほど、くも膜下出血になりやすい状態・体質の人であるといえるでしょう。
くも膜下出血を予防するには、日ごろから以下の項目に留意して生活習慣を見直し、自らの体調を観察し続ける必要があります。
血圧の測定以外は、特別な器具や設備がなくても、毎日心がけるだけで実践可能です。自分にできそうなところから、できるだけ早く生活に取り入れてください。
前項で述べた生活習慣と健康管理のほかに、定期的に脳ドックを受けるのも、くも膜下出血の予防にとても効果的です。
脳神経外科のある病院などで受けられますので、興味がある人は調べておきましょう。
くも膜下出血を発症する原因は人によって異なりますが、代表的なものでは高血圧や喫煙習慣、遺伝的な要因や輸血経験、ストレスなどが挙げられます。このため発症を予防するには、減塩・禁煙を主とする生活習慣の見直しと血圧の管理、前兆を見逃さないための健康管理が重要になります。また、あわせて定期的に脳の健康診断である脳ドッグを受けるのも効果的です。近隣の病院に脳ドックを扱う脳神経外科がないか、探してみてください。
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