コレステロールや中性脂肪が気になる方必見! コンビニ食の選び方のポイントを紹介

2019/1/28

三上 貴浩 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 医学博士

三上 貴浩 先生

年齢や家族の病歴から、または健康診断で「コレステロール値が高い」などと指摘されると、だんだんとコレステロールや中性脂肪の値が気になるようになりますよね。

今回は、忙しい人でもできるコレステロールや中性脂肪抑制のための対策として、効果的なコンビニ食の選び方のポイントをご紹介していきます。

悪玉コレステロールや中性脂肪が高いのは、こんな食生活が原因かも?

まずはコンビニ食かどうかにかかわらず、どのような食生活が俗に悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロール値、中性脂肪値を上昇させるかを紹介します。

LDLコレステロール値や中性脂肪値を上昇させてしまう食生活とは、以下のような条件に当てはまる内容のものです。

  • 性別、年齢、体質、体格に見合わない量のエネルギーを日々摂取している
  • 脂肪分の多い肉類や揚げ物を好み、毎日たくさん食べている
  • 甘いものが大好きで、糖分や脂肪分を多く含むお菓子やジュースをよく摂る
  • 喫煙や飲酒を好み、つい深酒してしまう習慣がある
  • 過食や肥満の傾向があることを自覚するくらい、たくさん食べる
  • コレステロールや中性脂肪を抑える作用のある青魚や大豆食品の摂取量が少ない
  • コレステロールや中性脂肪の排出を助ける、水溶性食物繊維の摂取量が少ない

コレステロールや中性脂肪が高い人は、こんなコンビニ食に注意!

前項でご紹介した「コレステロール値や中性脂肪値を上昇させる食生活」をふまえ、コレステロールや中性脂肪を上げないために選んではいけないコンビニ食は、以下の通りです。

  • レジ横に設置されている、揚げ物や肉まんなどのホットスナック類
  • レンジでチンするだけで食べられるチルドの丼や弁当
  • パーム油やショートニング、乳脂肪を多く含むスナック菓子や洋菓子
  • ドーナツや菓子パン  など

コンビニに置いてある食品のうち、特に加工度が高く、買ってすぐに食べられるような弁当やパスタ、丼、お菓子やパン、ホットスナック類は脂肪分を多く含みます。LDLコレステロール値や中性脂肪値の上昇を抑えたいなら、コンビニで食事を買うときには、これらの食品は選ばないようにしましょう。

独立行政法人 労働者健康安全機構の情報をもとに編集して作成 】

コンビニ食を選ぶときのポイントは?

LDLコレステロール値や中性脂肪値の上昇を抑えつつも、食事をコンビニにある食品で簡単に済ませたいときは、以下のような食品を探してみましょう。

  • コレステロールを下げる作用のあるイワシやサバなど、青魚のレトルトパックや缶詰
  • パスタや弁当に比べカロリーと脂肪分が少ない、おにぎりや巻きずし
  • めかぶやもずくなど、水溶性食物繊維を多く含む海藻の加工食品
  • 納豆や豆腐、豆乳を使ったデザートなどの大豆製品
  • 豆や雑穀が入ったおにぎりやスープ、サラダ類
  • パンや総菜のなかでも加工度の低い、サンドイッチやサラダ

組み合わせとしては、一食で食物繊維やミネラルも摂れるよう、おにぎりや巻きずしと一緒にサラダや野菜や海藻入りのスープ類、めかぶパックなどを買うようにしましょう。野菜がたくさん入ったサンドイッチを買うなら、一品だけでも構いません。

とにかく「脂質を抑える」「栄養を偏らせない」「カロリー控えめを意識する」の3点をポイントに、コンビニ食を選ぶようにしてみてくださいね。

独立行政法人 労働者健康安全機構の情報をもとに編集して作成 】

おわりに:中性脂肪やコレステロール値の上昇は、コンビニ食の選び方を変えるだけでも抑制できる!

脂質が多く栄養バランスが偏った食生活では、悪玉と呼ばれるLDLコレステロール値や、中性脂肪値の上昇は止められません。忙しくて食生活に気をつけていられないという人も、日々利用するコンビニでの食事選びを工夫するだけで、ある程度LDLコレステロール値や中性脂肪値の上昇を抑えることは可能です。この記事を参考にコンビニ食選びのポイントを理解し、コレステロールや中性脂肪を下げていきましょう。

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