記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2019/4/17
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
街を歩いていると目にする機会が多い献血ルーム。一度は献血してみようかな…と思って窓口に行っても、状況によっては献血できないこともあります。この記事では、献血ができない場合がどんなときなのかをご紹介します。
以下のような事柄に当てはまる場合、その方は献血することができません。
漢方薬やビタミン剤などのサプリメント、胃腸薬などの薬を服用中でも、基本的には献血することができます。ただし献血ができるかどうかは、当日の体調や症状などを考慮して医師が判断します。
予防接種の種類によって、献血できない期間が異なります。たとえば、インフルエンザ・A型肝炎・日本脳炎・肺炎球菌などは24時間以内、B型肝炎ワクチンは2週間、風疹・BCG・おたふくかぜは4週間といった具合です。最近、予防接種を受けた人はどの種類の予防接種を受けたかを事前に確認しましょう。
ピアスをあけた方法などによって、献血できない期間が決められています。また、以下の場合に限らず、口や鼻など、粘膜部分を貫通するピアスをつけている場合は献血することができません。
細菌などが感染している恐れがあるため、1カ月間は献血することができません。
B型肝炎やC型肝炎、エイズなどのウイルスが感染している恐れがあるため、6カ月間は献血することができません。
採血した血液は治療のために輸血が必要な方に使われるため、まず献血を行う人自身が健康であることが大切です。献血できる状況にある方で、献血に興味がある方は、ぜひ一度献血ルームなどへ足を運んでみてください。