いびきの原因と日常生活でできる予防対策

2024/4/3

いびきは睡眠中の無意識化に起こるものですが、パートナーなど家族を悩ませる原因になりますし、いびきが続くことで健康を損なう場合もあります。いびきは生活習慣に関連していることが多く、日常生活の工夫で解消できる可能性があるといわれています。この記事では、いびきの原因といびきの予防対策について解説していきます。

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いびきの原因とは?

いびきのおもな原因は「空気の通り道が狭くなる」ことといわれています。
私たちは眠っている間でも鼻や口から空気を吸い込み、吐き出すと言う動作を繰り返し行っています。鼻や口から肺までの空気の通り道を気道と言いますが、眠っている間に気道が狭くなると、空気の流れに抵抗が生じて、いびきが起こります。

気道が狭くなるおもな原因には以下が挙げられ、口呼吸が原因になることもあります。また、「あごが小さい」など、生まれつきの骨格が原因となることもあります。

  • 寝ているときの姿勢や体勢の悪さ
  • 気道の広がりが十分に確保できていない
  • 肥満によって気道が押しつぶされるように狭くなる
  • 加齢やストレスなどによって気道を支える筋力が弱まっている
  • 生理的な扁桃の肥大

いびきと睡眠時無呼吸症候群の関連性?

いびきが改善しない場合、睡眠時無呼吸症候群などの何らかの病気を抱えている可能性があります。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に咽喉(咽頭と喉頭)が狭くなったり閉じたりしたとき、繰り返し呼吸が止まってしまう病気です。これは就寝中の無意識の間にかなりの回数発生することがあり、睡眠の質が悪くなる・日中の眠気が深刻になるなどの影響で、仕事や学校、車の運転など、日常生活にも支障が及ぶ可能性があります。

いびき予防に役立つ対策

上記で説明したように、いびきは生活習慣に関連しているものがいくつかあり、以下で挙げる生活習慣や睡眠習慣の見直しなどの対策で予防できる可能性があります。ただし、上記で説明したように、いびきは何らかの病気が背景にあり、その症状として現れている可能性もあります。いびきに悩んでいる場合は、まずは耳鼻科を受診し、医師に相談するようにしてください。

体重管理

体重が増えると、いびきを起こしやすくなります。これは首の周りの脂肪組織が気道を圧迫し、空気が自由に出入りするのを妨げることが原因といわれています。太り気味の人や肥満体型の人は、適正体重を目指し減量を始めることをおすすめします。

横向きで寝る

通常、仰向けよりも横向きで寝るほうが、いびきは起こりにくいです。これは、仰向けのときに脱力状態になった舌と顎下の余分な脂肪組織の影響で気道が狭くなることが関係しているといわれています。仰向けで寝ているときにいびきが出る人は、横向きで寝ることを試してみましょう。

お酒(アルコール)を控える

アルコールを摂取すると、筋肉が弛緩することで気道を狭くなり、いびきをかきやすくなります。お酒は適量を心がけ、寝る直前の飲酒はとくに控えましょう。

禁煙する

タバコの煙は、鼻や喉の粘膜を刺激し、腫れや炎症を引き起こすこともあります。腫れや炎症が起こると、気道の空気の流れが滞るため、いびきを起こりやすくなります。普段タバコを吸っていていびきで悩んでいる人は、禁煙に取り組むことをおすすめします。

鼻をきれいに掃除する

鼻呼吸がしやすくなるように、鼻をきれいに掃除しましょう。アレルギーで鼻が詰まっている場合は、市販薬などを試してみてもいいですが、まずは耳鼻科を受診することをおすすめします。

いびき防止グッズを使う

いびき防止テープなどのいびき防止グッズには、気道を広げたり、口呼吸を防いだりすることに役立ちます。ただし、使用感には個人差があり、いびきの解消につながらなかったという声もあります。

おわりに:対策しても良くならないいびきがある場合は、早めに病院へ

普段の生活に気をつけることでいびきは改善する可能性があります。ただし、対策を取ってもいびきが解消しない場合は、早めに病院へ行きましょう。たとえば、睡眠時無呼吸症候群を未治療のまま放置すると、高血圧、冠状動脈性心疾患、脳卒中、糖尿病のリスクが高まることがあります。早めの受診が大切です。

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