赤ちゃんの歯、生え始めのむずむずや痛みに効果的なのは?

2017/4/14

山本 康博 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 呼吸器内科医

山本 康博 先生

赤ちゃんの小さな口に、ちょこんと生えてきた乳歯、
なんてかわいくて愛おしいのでしょう!
でも赤ちゃんにとって歯の生え始めは、
むずむずや痛みで不快なこともあるんです。

この記事では、赤ちゃんに歯が生え始めるときの兆候や不快感を和らげる方法、歯のための栄養についてまとめました。

赤ちゃんの歯はいつ生える?

赤ちゃんの歯は、早ければ3か月から生え始めます。。
赤ちゃんの最初の歯を見つけたら、ビックリするかもしれません。
何も歯が生える前兆がなかったり、何か月も歯の痛みを経験したり、赤ちゃんによってさまざまです。

生え始めの症状は?

歯が生え始めることで生じる症状は、実際に白い歯が目に見えて現れる2~3か月前から始まります。ほとんどの赤ちゃんは6か月頃に最初の歯が生えますが、その時期は赤ちゃんにとってさまざまです。早ければ3か月早く、中には1歳の誕生日まで生えてこない赤ちゃんもいます。

どのような順番で生えてくる?

最も一般的な最初の歯は、口の中央下部にある2つです。その後、その横の切歯、または赤ちゃんの口の開口部に最も近い臼歯です。そして、側頭切歯のいずれかの側に犬歯が生えて、最後は後ろの第2臼歯と続きます。

歯の生え始めのむずむずや痛みを和らげるには

周囲の人は、赤ちゃんの最初の歯が生えてくるのを楽しみにしているかもしれませんが、赤ちゃんにとっては、痛みを感じたり不快に感じたりするものです。
歯の痛みは特に夜間や授乳中に出やすく、そのため赤ちゃんは機嫌が悪くなります。
痛みを和らげるためのいくつかの方法をご紹介しましょう。

痛みやむずむずをおさえるもの(歯がため)にはどんなものが良い?

痛みやむずむずを和らげるために、赤ちゃんにかむものを与えてください。
歯が生え始めている赤ちゃんは、ひたすらかみ続けるでしょう。
しかし、すべての赤ちゃんが歯がためが好きなわけではありません。
プラスチックや、木、布のおもちゃを好む赤ちゃんもいます。
凹凸のあるおもちゃのほうが、滑らかなものよりも効果的です。

赤ちゃんの歯茎のマッサージも効果的

赤ちゃんは自分の指を口に入れ、違和感を和らげようとします。
大人のより大きな手でこすってあげることで、より効果的になることがあります。
手をしっかり洗って、赤ちゃんの歯茎をマッサージしましょう。

冷やすのも効果的

赤ちゃんの歯肉を冷やして、炎症や腫れを和らげ、麻痺させます。
歯がため用のおもちゃや濡れタオル、お気に入りのおしゃぶりなどを冷蔵庫で冷やして、与えてみましょう。
バナナ、りんご、桃などを凍らせて与えるのもいいでしょう。

痛み止めを与えることも

痛みがひどいようであれば、医師や薬剤師に相談してから、痛み止めを試すのもひとつの方法です。

赤ちゃんの歯のためにはカルシウムが必要

カルシウムが体に良いものだということは周知の事実ですが、赤ちゃんにとっても重要です。カルシウムは健康な骨や筋肉だけでなく、歯をつくるのに必要不可欠なのです。
赤ちゃんの離乳食の様子にもよりますが、牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品を中心に与えましょう。

おわりに:赤ちゃんの健康な歯のために

赤ちゃんのためにも保護者のためにも、赤ちゃんの歯の生え始めの時期を乗り切れるように対策を講じましょう。ちょこんと白い歯をのぞかせた赤ちゃんの笑顔は、最高の喜びを感じるでしょう。

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