記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2019/9/15
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
暑い夏の盛りだけでなく、涼しくなり始める初秋になってから、倦怠感や食欲不振など「体がバテる」症状に悩まされた経験はありませんか。
今回は秋に体がバテてしまう「秋バテ」について、その症状や原因、秋バテを予防する方法までまとめて見ていきましょう。
秋バテとは、夏の間に室内外の気温差の影響で生じた自律神経の乱れや血行不良が、初秋になってから夏の疲れとして現れて体調を崩すことです。具体的には、以下のような症状が9月以降になって現れてきます。
秋バテが起こる原因として、以下のような夏の間の疲れの蓄積と、秋になってからの気候の変化が挙げられます。
夏に冷たい飲食物を摂り続けたり、日焼けしたりして、秋になってからの気候変動についていけずに体調を崩してしまった経験をお持ちの方は多いと思います。季節の移り変わりからくる疲れから秋バテになってしまうのは、老若男女問わず、すべての方に起こり得る不調と言えます。
秋バテを予防するには、原因である自律神経の乱れと血行不良を改善するのが効果的です。以下を参考に生活習慣を見直し、秋バテの予防・症状軽減を目指しましょう。
自律神経の乱れと血行不良の一因は、いずれも「ストレス」と「冷え」にあります。入浴や運動は体を温め、心身をリラックスさせてストレスを解消させる作用があるため、自律神経の調整と血行促進に非常に効果的です。上記のポイントを習慣として取り入れ、日ごろから秋バテ予防しましょう。
「バテる」というと夏バテを思い出しますが、実は夏の疲れなどから秋に体調を崩してしまう秋バテもあります。秋バテの主な原因は、夏の間の室内外の気温差と冷たい物の摂取から、自律神経の働きと血行が乱れたこと。そして夏の冷えと疲れから、秋への季節の変化についていけず、自立神経の乱れと血行不良がさらに悪化することにあります。日常生活を見直し、日ごろから秋バテを予防・改善しましょう。