記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2021/4/8
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
在宅介護サービスとは、「介護が必要になっても家族とともに慣れ親しんだ自宅に暮らし続けたい」という高齢者のために用意されている制度です。この記事では、在宅介護サービスの種類や、サービスを受けるにはどんな手続きが必要かを紹介します。
自宅、または居宅と見なされる施設に住み続けたまま介護サービスを受けることを、在宅介護サービスと言います。在宅介護サービスと認められるものには、以下のような種類があります。
以下に在宅介護サービスを受けるまでの流れをご紹介します。
まず市区町村の担当窓口に申請し、認定調査員やコンピューターでの審査を受けて、要支援1・要支援2・要介護1から5の要介護認定等基準時間を算出する。
介護サービスは、介護の計画書であるケアプランをもとに提供されます。このため、在宅介護サービスを受けるのにもケアプランは欠かせません。ケアマネジャーに相談しながら、現状に合ったケアプランを一緒に作りましょう。
ケアプランが確定し、プランに基づいて必要な介護事業所と契約したら、実際に在宅介護サービスを受けられるようになります。もし在宅介護サービスを受ける中でトラブルが発生したり、身体症状の悪化から要介護度が変更になった場合は、ケアプランから見直してサービス内容も変更します。
また要介護認定を受けられず、2段階の要支援認定のみ受けられた場合でも、在宅で「介護予防サービス」を受けることが可能です。この場合は、地域包括支援センターにケアプラン作成について相談してください。
自宅、または介護保険上は居宅と認められる施設に住みながら受ける介護サービスのことを在宅介護サービスと言います。主に要介護、または要支援認定を受けても自宅での生活を望む高齢者向けに用意されたもので、他の介護サービスと同様、ケアプランに沿って受けることになります。在宅介護サービスを受けたいときは、まずは要支援または要介護認定を受けたうえで、ケアマネジャーに相談しましょう。