キレイに片付けられた安全な子供部屋にするアイデア
2017/4/27
これから生まれてくる子供の部屋、子供が独り立ちする部屋、ここで紹介するアドバイスを読んで、子供部屋を自然で美しいものにしてみませんか?
あなたの子供がまだ赤ちゃんのときは、授乳したり、あやしたり、抱っこしたり、おむつを替えたりと、そこでたくさんの時間を過ごすことになるのです。せっかくなら、片付いた部屋で過ごしたいものです。
子供部屋をキレイに整頓するコツやアイデアをまとめてみました。
子供の健康を考えて部屋作りを
片付けやすい部屋と同時に大切なのは、子供の健康です。汚染物質から子供を守ることはとても大切です(信じられないかもしれませんが、低コストで家の空気を浄化することは可能です)。
簡単で非常に役に立つやり方で、見た目も美しく、清潔な子供部屋を作ってみましょう。
安全な塗料を使う
なにもパステルピンクやパステルブルーにしろといっているわけではありません。そして、有毒物質が含まれていない素材を使うのが懸命でしょう。ホームセンターなどで購入できる子供部屋用の塗料であれば、発がん性物質を含む揮発性有機化合物(VOCs)をあまり放出しません。VOCsをほとんど、あるいは全く放出しないとラベルに書かれているものを選びましょう。
植物を置く
子供が部屋で過ごしている間、綺麗な空気を吸ってもらいたいですか? では、高い棚の手の届かないところに観賞植物を飾ってみましょう。植物は、小型の空気清浄機のような役割を果たします。空気中の毒素を吸収し、酸素を放出して、部屋の湿度を保ってくれるのです(これは子供の鼻づまりにもよく効きます)。さらに良いことは、緑を見るだけで、落ち着けるということです。
自然素材のものを
子供は何でも口入れるので、家具や小物は子供が食べても安全な素材の物を選びましょう。塗装仕上げのものは避け(歯が生えた後に齧ると塗料が散乱する可能性があるため)、おもちゃも木製か、有害物質の含まれていないプラスチック製にしましょう。
特にベビーベッドには細心の注意を払いましょう。赤ちゃんは、少なくとも最初の何週間かは、ずっとその上で過ごすのですから。健康に良い子供部屋にするためには、天然の堅い木を用いたベビーベッドや、ラテックスフリーのオーガニック素材でできたマットレス、無農薬コットンを使った寝具などです。
化学物質を空気中に放出したり、しみ出たりしない素材であれば、アレルギー反応や呼吸器系の障害を引き起こしにくく、安眠できるからです。もちろんこういった製品は値が張ることが多いので、友だちにお下がりをもらったり、もっと安い店に行くなどして、工夫しましょう。
子供部屋を整理整頓するために
物があふれた部屋で、育児をするのは難しいでしょう。以下のアドバイスを読んで、秩序と落ち着きを取り戻してください。
どんなにきちんとした両親でも、子供部屋がちらかってしまうことはよくあります。しかし子供のいる生活というのが乱雑である必要はありません。部屋をすぐに片付けられるように、以下のことを実践してみてください。
子供のワードローブを整理する
もらったよだれかけや洋服をいちいち取っておくと、本当に必要な数の2~3倍になっていた、という可能性もあります。もし収納に収まりきらないほど服があるならば、いくつかは次の子のためによけておくか、寄付するという手もあります。
大きなサイズの服は、予備のクローゼットに移しましょう。
おむつ用品は一箇所に集める
おむつ換えの作業を合理化すれば、快適でしょう。準備の段階で必要になりそうなものをすべて集めておくことで、時間の節約になります。おむつ入れ、お尻拭き、クリーム類はバスケットかおむつポーチに入れて、急に汚れてしまった時などに拭けるように、布や布おむつと一緒にしておきましょう。
収納のついたベビーベッドを探す
子供自体は小さくても、ベビー用品は小さいものから大きいものまで、しかも数もたくさんあります。スペアのベッドシートやかさばるおむつなどを入れておける、収納スペースとしても機能するような(棚や引き出しがついたタイプなど)ベビーベッドを検討してみましょう。
装飾をローテーションさせる
額に入った写真などの装飾品は、取っておく価値はありますが、なにもいっぺんに飾らないといけないわけではありません。掃除の手間もかかりますし、装飾品は4つのグループに分けて、季節の変化とともに変えて楽しむようにしましょう。
棚に缶や瓶を置く
広い棚は子供のおもちゃや本を置くのに最適ですが、それは常に整理整頓する元気があるときだけです。簡単なのは、棚に缶や瓶を並べて、その中に入れてしまえば、収納についてあれこれ考えずに済みます。またこの方法は子供がもう少し大きくなったときに、自分で整理整頓するときも簡単です。
クローゼットを上と下に分ける
もしあなたの家の子供用のクローゼットが大きくなったとき用の服をしまっておくために使われているなら、それを小さな服用にするべきです。そして2つ目のつっぱり棒を、1つ目の少し下に配置すれば、クローゼットのスペースが2倍になります。さらに長期保存するものをしまっておくのにぴったりな棚を追加すれば、活用できるスペースを最大にすることができます。
思い出の品をすべて取っておかない
赤ちゃんのころからすべて取っておくと、それだけですぐに家中がいっぱいになってしまいます。思い出の品は、プラスチック容器に入る位の、本当に大切なものだけにしましょう。
おわりに:大人も使い勝手のいい子供部屋に
子供がまだ小さいうちは、世話をする大人が使い勝手の良い部屋にすることです。片付けやすく、すっきりとした部屋にしておけば、育児も楽しくなるでしょう。