ダイエットが続かない理由とモチベーションを保つコツを徹底解説!
2017/5/30 記事改定日: 2018/2/28
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ダイエットを何度もチャレンジしても続かないという人は、目標設定から間違っているかもしれません。
この記事では、ダイエットが続かない理由について解説しています。ダイエット成功させるためのコツと手軽にできるエクササイズも紹介しているので、今度こそダイエットを成功させたい人は参考にしてください。
ダイエットが続かないのは「 無理な目標設定」が原因?
ダイエットをしようと試みても、なかなかうまくいかない、最後まで続けられないというケースは決して少なくないでしょう。
これは「非現実的な目標設定」をしてしまったときに起こりやすいといわれています。
ダイエットを成功させるには、短期間で急激に痩せるような無理な目標を設定してはいけません。少しずつゆっくりと痩せていくほうが、その後も体重を維持しやすいので、長期的に痩せていくための計画を立てましょう。
停滞期もモチベーションが下がる大きな原因
肥満治療の現場において「治療を開始してから3~6カ月経った人や、全体重の5~15%を失った人は、停滞期に入ることが多い」と報告されているように、ダイエットを始めた大半の人に停滞期が訪れます。停滞期が来る時期には個人差がありますが、「必ず来る」を覚悟しておくことが大切です。
停滞期はどうやって抜け出せばいいの?
停滞期は体重が落ち難く食欲も戻ってきてしまうので、モチベーションを保ちにくいです。
体重が減らないからと無理に運動量を増やしたり、食事を抜いたりするとリバウンドしやすくなるので絶対に止めましょう。
今まで通りの運動と食事を続けながら、食事や運動、生活習慣を見直して変更したほうが良い部分を「ひとつずつ」変えていってください。一度の全部変えようとしてしまうことは挫折のもとになるのでおすすめしません。
もちろん、食欲にまかせて大食いするようなことは絶対にしないでください。
広告のうたい文句に流されている
最近はいくぶん減ってきてはいますが、ダイエット商品の中には「1週間で〇〇kg痩せた!」というような誇大広告を出しているものがいまだにあります。
誇大広告にある「ありえない目標」を見て、自分にもできると厳しい目標を設定してしまう人も多いといわれています。
「簡単に」「すぐ」痩せられる方法はないと思っておきましょう。
ダイエットを成功させてその体重を維持するには、食事内容や運動習慣、生活習慣を少しずつ変えていく以外には方法はありません。
おすすめのダイエット対策とモチベーションを保つ方法とは!?
自分にあった目標を設定できたら、今度はその目標を達成するためにモチベーションを保っていく必要があります。
おすすめのダイエット対策とあわせて紹介していきましょう。
医師や栄養士、トレーナーなど「専門家」に相談する
栄養士や医師、トレーナーは、ダイエットのために必要な栄養や食品を知っています、その人にあった目標を設定することもできます。また、停滞期がきやすい時期も知っているので、前もって対策をとることができるでしょう。
まずは一度話だけでも聞いてみることをおすすめします。
ダイエットの記録や日記をつける
ダイエット日記をつけることもおすすめです。日記といっても書き方にこだわる必要はありません。その日一日の食べた内容や運動内容などがわかるよう書き記しておけばいいのです。
数日間ごとに記録した内容を見直し、カロリーの摂りすぎの原因になっている食品はないか、食事の量は多すぎないか、運動は定期的に続けられているかを確認して、問題点を改善していきましょう。
スナック類の代わりに果物や野菜を食べよう
野菜には水分と食物繊維が豊富に含まれていて噛み応えがあるので満腹感を得やすく、カロリーも少なめです。また、ダイエット中に不足しやすいビタミン類の摂取にも役立ちます。
クッキーやスナック類などのおかしの代わりに野菜を食べるようにしてください。野菜が嫌いで食べられないという人は、せめて果物を食べるようにしましょう。
また、目標はシンプルに、長い目で見て維持できるような体重に設定することが重要です。焦らずゆっくりと、目標を達成していきましょう。
自分へのご褒美も忘れずに!
あまりにストイックな生活を続けていると、どこかで心のタガがはずれてしまいダイエットを失敗してしまうことになりかねません。
目標の運動を1週間続けた、目標体重までのあと〇〇kgになったなど、小さな目標を達成する度に自分にご褒美をあげるようにしましょう。
小さなご褒美をひとつずつ書き出していくようにするといいかもしれません。
ただし、ご褒美は食べ物以外のものにしてください。
運動嫌いでも続けやすい、自宅でできるダイエットエクササイズ
運動嫌いの人がダイエットに挫折してしまう理由として「外に出かけなければいけない」ということが挙げらるのではないでしょうか。ウォーキングやジョギングは、継続すればダイエット効果が期待できますが、天候に左右されやすいというデメリットがあります。
また、わざわざ外に出かけなければいけないということにわずらわしさを感じてしまう人もいるでしょう。
自宅でもできるダイエットエクササイズを下記で紹介するので、ぜひ試してみてください、
踏み台昇降
踏み台昇降は、手軽にできる有酸素運動のひとつです。狭いスペースでもできるので、天候にも左右されません。階段や台などを利用してもかまいませんが、安全面も考えると専用のステップを用意することをおすすめします。
スクワット
太腿の筋肉などの大きな筋肉を鍛えることは、基礎代謝をあげることに役立ちます。
スクワットは、太腿の筋肉を鍛えるのにもってこいの筋トレです。
また、ハーフスクワット(膝を最後まで曲げないスクワット)を行うと、有酸素運動にもなります。
もも上げ
もも上げは腸腰筋などのインナーマッスルの刺激もできる手軽な有酸素運動です。インナーマッスルを鍛えると基礎代謝が上がりやすくなるため、積極的に取り入れていきましょう。
膝を股関節よりも高く上げるようにしてください。
掃除や皿洗いなどの家事
特別な運動をしなくても、掃除や洗濯、皿洗いなどの家事をたくさんすることも運動になります。
掃除する機会を増やして、雑巾がけなど体を動かす掃除をたくさんするようにしましょう。
おわりに:ダイエットは無理のない目標と手軽なエクササイズが成功のポイント
ダイエットが続かない大半の理由は、無理な目標設定にあります。広告のうたい文句や周りの人に流されず、自分にあった目標を設定し、長期的な計画を立てましょう。
自分で判断できないときは、専門家に相談することをおすすめします。
運動嫌いの人は、自宅でできるエクササイズなど、手軽に始められるエクササイズからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。