記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2017/7/27
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
痔は病院に相談しにくい病気です。しかし、セルフケアや市販薬などの対処だけで完治できないことも多いので、根本治療を考えるなら病院に相談して手術を検討してもいいでしょう。ここでは痔の手術について詳しく解説するので、参考にしてください。
痔核根治手術は、多くの病院で行われている痔の手術療法です。肛門の周りに小さな切れ目を入れて、痔を切り落とします。
局所麻酔の場合もあれば全身麻酔になることもあります。痔核根治手術は外来診療であることが多く、通常は日帰りで手術をうけることが可能です。
患部周辺は非常に敏感であり、後に痛みが出る可能性があります。
ほとんどの場合、回復には約2週間程度かかりますが、正常に戻ったように感じるには3~6週間かかることがあります。
PPH法では、ホッチキスのような器具を使用して、痔核の位置を変え、血液供給を止めます。血が行き届かなくなることで、痔が収縮します
脱肛している、していないに関わらず治療適応となる治療法です。
この手術では、痔核を神経末端に移動するため、従来の痔核切除よりも痛みが少なく回復が速い傾向にあり、出血やかゆみも少ないとされています。また、合併症のリスクも低いといわれています。
手術後の痛みは、手術後の症状として最も多いものであり、特に排便時に生じます。医師の許可がある場合は、アセトアミノフェン、アスピリン、イブプロフェンなどの市販の鎮痛薬を服用できることもあります。温かいお風呂に浸ることも効果があるとされ、便軟化剤も排便時の症状軽減に使われることがあります。
痔の手術は、安全性が高いとされていますが、どんな手術であっても必ずリスクはあります。痔の手術のリスクは以下を参考にしてください。
・出血
・感染
・麻酔反応
腫れや筋肉の痙攣が原因で、排尿しにくくなる可能性もあります。
肛門括約筋が手術中に傷ついた場合、便失禁と呼ばれる偶発的な腸管漏出やガス漏れが起こる可能性があります。
次の場合はすぐに医師に相談しましょう。
・出血が多い
・排尿や排便ができない
・発熱が見られる
痔の手術は安全性も高く、時間がかからないケースも多いため、早く症状を消してしまいたいときにはおすすめかもしれません。
とくに痔核が大きかったり、痛みや出血が多い場合には、外科手術での治療が、長期的に見て有効な選択肢になるケースもあるでしょう。
食物繊維が豊富な食事を食べて便秘を避けるなど、普段からできる対策を取り入れながら、医師に相談しながら自分に適した治療を選択するようにしてください。