記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2017/12/6 記事改定日: 2020/2/13
記事改定回数:1回
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
げっぷは胃の中の空気が口から出てくる生理現象です。生理現象なので基本的に気にする必要はありませんが、あまりにも回数が多い場合は少し問題が隠れている可能性があります。この記事では、げっぷがでる原因について解説しています。
げっぷとは、胃の中にあるガスや空気が口から出てくる現象のことです。
人は、呼吸や食事、会話といった何気ない普段の行動をするときに空気が胃に溜まっていきます。胃に溜まった空気は、ある程度胃が吸収しますが量が多くなると次第に溜まっていき「げっぷ」として排出されます。
げっぷがでるほど空気が胃に溜まってしまうおもな原因は
最近げっぷが出やすいという人は、早食いをしていないか、ストレスが溜まっていないかなど、生活習慣を見直したほうがいいかもしれません。
ただし、胃に空気が溜まっていなくても、お腹に膨満感がある場合は、お腹の膨満感を和らげようとしてげっぷが出ることもあります。
げっぷは上でも述べた通り、胃の中に入り込んだり、胃の中で発生したガスが口から排出される現象です。多くは、早食いなど好ましくない生活習慣によるものですが、なかには食道と胃の境目の筋肉が緩んだり、胃の運動能力が低下したりする病気が原因で引き起こされることがあります。
具体的には次のような病気が挙げられます。
げっぷの多くは生理的な現象であるとはいえ、外出先などではできるだけ避けたいものです。げっぷが出やすい方は次のような習慣を心がけましょう。
げっぷ自体は生理現象であり、セルフケアで治ることも多いです。しかし、あまりに回数が多いものやセルフケアで治まらないものについては病気が原因になっている可能性もありますので、念のため病院に相談しましょう。