記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2025/8/20
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
鏡やガラスに映った自分をふと見たとき、「姿勢が悪い」「猫背・反り腰だ」とびっくりしてしまうこともあると思います。猫背や反り腰など、姿勢の悩みの解決には時間がかかりますが、ストレッチやエクササイズである程度改善できる場合があります。この記事では、猫背・反り腰で悩んでいる人におすすめできるストレッチについて解説していきます。
筋力低下や柔軟性・可動域の低下、同じ姿勢や偏った姿勢が長時間続くことは、姿勢の悪化につながり、猫背や反り腰の原因になる可能性があります。猫背や反り腰に明確な定義はありませんが、一般的にはそれぞれ以下の特徴があるといわれています。
以下のストレッチで腹筋・背筋・肩回りなどの硬くなった筋肉の緊張を緩和することで、姿勢がある程度改善する場合があります。
肩回り(肩・肩甲骨)と胸部の筋肉の緊張をストレッチで緩めることで、姿勢が整う場合があります。
股関節周辺の筋肉が硬くなると、猫背や反り腰になりやすくなります。デスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢が続く人は、定期的に以下のストレッチを行い、ほぐしてあげることをおすすめします。
背中回りの筋肉が硬くなると、猫背や反り腰になりやすくなります。定期的に立ち上がり、ゆっくり呼吸しながらストレッチすることはリラックス・リフレッシュにもつながります。
太ももの裏側にはハムストリングスをいう大きな筋肉があり、ハムストリングスが硬くなると猫背や反り腰になりやすくなります。この部分の筋肉をしっかり緩めることで、猫背が解消しやすくなります。
体幹をうまく使えなくなると体の軸が不安定になるため、猫背や反り腰になりやすくなります。以下のエクササイズで体幹の使い方をトレーニングすると、体の軸が安定しやすくなります。
ストレッチやエクササイズは、短期的に結果が出るものではありません。こまめに定期的に行うことを習慣化して、その習慣を長期間継続することが大切です。猫背や反り腰が気になる人は、仕事・家事の休憩中やスキマ時間、お風呂上がりや寝る前など、行いやすいタイミングでストレッチを取り入れてみてください。