記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/10/4
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
お通じや美容のために食物繊維は多く摂りたいけど、野菜はたくさん食べられないと悩む人は多いのではないでしょうか。そんなあなたには、食物繊維豊富な果物がおすすめです。
今回は食物繊維を多く含む果物と、おいしく食べるためのレシピを一緒に紹介します。
ごぼうなど繊維質な根菜をはじめ、野菜に多く含まれるイメージの強い食物繊維ですが、身近な果物のなかにもたくさん含まれているものがあります。
以下に、100gあたりの食物繊維含有量が多い果物を7つ、具体的な含有量の目安とあわせてご紹介していきます。
ここからは、前項でご紹介した食物繊維含有量が多い果物のうち、アボカド・ラズベリー・きんかんをおいしく食べるためのレシピをご紹介します。
市販のラズベリーソース、ヨーグルト、グラノーラを好みの分量で混ぜるだけで、デザートやおやつ、朝食にぴったりなメニューになります。
なお、煮込み時間の目安は圧力鍋なら圧力をかけて2分と弱火で仕上げの煮詰め10分、普通の鍋なら15~20分くらいですので、様子を見ながら煮込んでいきましょう。
食物繊維には水に溶ける「水溶性食物繊維(すいようせいしょくもつせんい)」と、水に溶けない「不溶性食物繊維(ふようせいしょくもつせんい)」の2種類があります。
このうち、液体である果物のジュースに含まれているのは水溶性食物繊維がほとんどで、不溶性食物繊維はあまり含まれていません。
腸内環境を崩さず、有効的に食物繊維を摂取するには、水溶性:不溶性を1:2の割合で摂取するのが良いとされています。
果物をジュースばかりで摂ると、摂取する食物繊維が水溶性に偏っておなかの調子を崩す恐れがありますので、できるかぎり実の状態で摂るようにしてください。
野菜だけでなく、種類によっては果物にも豊富な食物繊維が含まれています。野菜はあまり量を食べられなくても、甘くて食べやすい果物なら摂取しやすいですから、食物繊維が多いものを積極的に食べると良いでしょう。また、果物は生で食べる以外にも、料理やヨーグルトの付け合わせとしてもおいしく食べられます。この記事を参考に、ジュースではなくできるだけ果肉がのこった状態で食べるよう、習慣づけてくださいね。
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