記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/11/19
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
近年、生活習慣病が患者本人の普段の生活の積み重ねから発症するものであるという知識は、一般的に知られるようになってきました。
今回は、生活習慣病の症状とあわせて知っておきたい予防法について、生活習慣病のリスクを高める要素のチェックリストともにご紹介していきます。
以下に、生活習慣病発症リスクを高める要素ばかりを集めた、チェックリストを掲載します。
チェック数が多ければ多いほど、生活習慣病に罹患する可能性が高くなるということですので、いくつあてはまるか確認してみましょう。
あなたが生活習慣病になるリスクがどのくらいかわかったら、次は発症させないために今からできる予防策について見ていきましょう。
以下に、食事・飲酒・喫煙・生活・休養の5つの視点から、生活習慣病にならないためのポイントを解説しますので、参考にしてください。
日々の食事は、以下の点に留意して食事の時間・摂り方・内容を変えていきましょう。
アルコールの過剰摂取は肝臓の負担となり、肝機能低下や体内への脂肪蓄積の一因となります。先述した1日当たりの適量を意識して、アルコール摂取量を調整しましょう。
また、1週間に2日間はお酒を飲まない休肝日を設けて、肝臓を休ませてください。
血管を収縮させて血流を悪くする喫煙は、体にとって百害あっても一利なしです。
動脈硬化や心筋梗塞など、命にかかわる病気を発症する前に、少しずつ減煙・禁煙して喫煙習慣を改めましょう。
脂肪の過剰な蓄積を防ぎ、血流悪化から体の各器官の機能を低下させないためにも、適度な運動習慣を身につけてください。
具体的には、1日30分程度のウォーキングを習慣化する、朝や寝る前の軽いストレッチや筋トレを習慣化するなどして、継続的に運動するのが効果的です。
また、しっかり食事から栄養を摂るためにも、日々きちんと歯の手入れをしましょう。
過度なストレスや睡眠不足は、人間が生きるのに必要な機能をコントロールする自律神経の働きを狂わせます。
昼夜の変化に従って、しっかり夜間に8時間程度の睡眠を取れるようにしましょう。
生活習慣病はいずれも、その名の通り本人の普段の生活が大きく影響して、発症する病気です。だからこそ、日々の習慣を少しずつ改めていくことで、ほぼ確実に予防することができます。生活習慣病を発症するリスクに複数思い当たる節があるなら、今日から生活習慣を改める必要があります。この記事を参考に、少しずつ自信の生活を改善していってくださいね。
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