記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2019/2/19
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
日々の暮らしの中で、常に根拠のない恐怖心や不安感・心配を感じているなら、それは不安神経症によるものかもしれません。
今回は不安神経症という疾患について、原因や症状、また症状が出てきてしまったときにできる対処法など解説していきます。
特に根拠になるような出来事や思い当たるようなことがないのに、以下のような漠然とした不安・緊張・心配を常に感じている場合、不安神経症の可能性があります。
不安神経症の特徴は、特に理由がないにもかかわらず、わざわざ心配なことや悩みを探すようにして、常に自身を不安に苛まれる状態に置いてしまうことです。
また、このように自ら作り出した不安・恐れ・心配事のせいで、イライラや不眠などの精神症状や、強いストレスを感じたときに起こる身体異常をも引き起こしてしまいます。
不安神経症は、心療内科や精神科の病院で治療すべき疾患に分類されます。
このため、症状を軽減するにはすぐにでも心療内科・精神科の病院に行くのが望ましいですが、心理的に抵抗があるなら、まずは以下のような機関でカウンセリングを受けましょう。
保健師や同じ悩みを持つ人たちなど、医師以外の人との会話で不安神経症を治療する決心がついてから、心療内科や精神科を受診すればOKです。
なお心療内科や精神科の病院では、日常生活を送るうえで可能な限り支障が出ないよう不安・緊張をコントロールできるよう、以下のような治療を受けることができます。
不安神経症は、特に理由がないのに無意識に心配事や不安、悩みを探してしまい、常に不安や緊張に苛まれてしまう状態をいいます。自分自身や大切な人に重大なケガや病気・天災が起こるのではないかなど、具体的に良くないことを想像しては、そのためにイライラや不眠、吐き気や呼吸困難など心身に異常をきたしてしまうのが特徴的です。不安神経症は心療内科や精神科の病院で治療できますので、まずは専門家に相談してみましょう。