やせたらどんな未来が待っている?―ダイエットのビフォーアフター

2017/4/14

「あの服をかっこよく着たい」「きれいになったと言われたい」「体調をよくしたい」など、ダイエットを始めるきっかけは人それぞれ。でも、最初はやる気にあふれていたのに、だんだんモチベーションが下がって結局思うような結果を得られず……という方、意外と多いのではないでしょうか。ここでは体調をよくするためにダイエットに取り組み、見事成功した方の体験談をご紹介します。

冷凍宅配食の「ナッシュ」
冷凍宅配食の「ナッシュ」

体調の異変がダイエットを始めるきっかけに

Aさんは禁煙してから体重が急激に増え始め、もともと85キロ前後だった体重は、気づけば118キロにまで増えていたそうです。当時、夜、寝るときに呼吸しずらくなったり、歩いているだけなのに疲れるようになっていたため、かかりつけの医師に相談したところ、Aさんは高血圧の症状があり、これを治すには毎日降圧剤を飲むか、ダイエットをするかのどちらかに取り組むしかない、と言われたそうです。

ダイエットの一歩は食事の見直しから

Aさんは地元の減量クラスへの参加を決めました。そのクラスでは毎週グループリーダーが、健康的な食事がどんなものかや、カロリーを減らしながら食事を楽しむ方法をアドバイスしてくれたそうです。

Aさんは脂肪分の少ない肉、野菜、果物を食べる、という食事法を選びました。ダイエットで食事制限をすると聞くとき、まっさきに思い浮かべるのはカロリー計算ですが、Bさんは厳密に、かつ、継続してカロリー計算を行うのは自分にはハードルが高いと感じたため、ヘルシーな食材に置き換えることで気軽にカロリーコントロールできるようにしたそうです。そのほか、野菜の量を増やし、お酒の量を減らしたそうです。

ちなみに、カロリー計算は確かに面倒なのですが、その反面、食べたものを数値として客観視できるので、自分が消費できないカロリーを摂取しないようにする、という意識を持つのに役立つ、という意見もありました。

ダイエットの効果を高めるために運動を始める

Aさんは食事のコントロールで減量の効果を実感し、ダイエットに対するモチベーションが上がって運動も始めたそうです。最初は毎日20分のウォーキングから始め、数カ月後には10キロ以上走ることができるようになった、とのことでした。そして現在は、フルマラソンを完走するまでになったそうです。ウォーキングによって徐々に筋肉がつき、走ることが苦痛ではなくなったのではないか、とAさんは考えています。

Aさんのように、自分で運動の習慣を身につける方もいますが、習慣が身につくか不安な方や、そもそも運動に慣れていない方などは、スポーツクラブのプログラムに定期的に参加しながら、運動を習慣づけていくのがおすすめです。

やせた後、今までできなかったことができるように!

健康的な食事と走ることを続けた結果、Aさんの体重はほぼ昔と同じ(87kg)にまで減少し、血圧も正常値に戻ったそうです。また、ダイエット前はお子さんと歩くことすらままならなかったのに、ダイエット後はAさんはお子さんと公園を走ることができるようになったそうです。

ダイエットを成功させるコツは?

ダイエットに成功した方の話を聞くと、結果をすぐに求めないことがダイエットに成功するコツのようです。

Aさんは「辛抱強く、少しずつ変化を起こし続ければダイエットに成功する」と考えています。実際、Aさんは食事の改善で体重を減らしてからウォーキングを始めています。その後、ジョギングやフルマラソンに挑戦するなど、少しずつ運動の負荷をかけています。徐々に負荷をかけることで、無理なく運動を取り入れることができるのと同時に、運動を習慣づけることができるのです。

また、体によいものを適量食べることも、ダイエットに成功する要素のひとつです。ダイエット中の食事制限というと、今までの食生活をすべて変えなければいけないイメージがありますが、Aさんのように、普段食べているものを低カロリーのものに置き換えていくことでもコントロールできます。

おわりに:長期的なプランを立てるのが、ダイエット成功のポイント

いかがでしたか?ダイエットに成功したAさんの話を聞く限り、食事や運動のバランスを少しずつ変え、長期的なプランでダイエットに取り組むことが成功のポイントのようです。日常生活の中で食事や運動などを少しずつ変えながら、ダイエットを成功させましょう。

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