乳腺炎

2017/3/15

三上 貴浩 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 医学博士

三上 貴浩 先生

概要

乳腺炎(にゅうせんえん)は、通常、感染によって引き起こされる乳房の炎症です。女性が母乳育児をしている間、特に最初の6週間は、しばしば起こります。

症状

乳腺炎を患っている女性は一般的に気分が悪くなります。 乳腺炎は通常1つの乳房に罹患しますが、両方の乳房には罹患しません。

その他の症状としては、以下があります。

・乳房の痛み
・腫れ
・胸部に柔らかく赤い盛り上がりがある
・授乳中の灼熱感
・熱
・寒気
・疲労

診断

医師は症状について質問し、罹患した乳房を検査します。 医師は乳房炎の徴候である胸部の腫れ、圧痛、痛みを伴うくさび形部位の存在を確認します。

治療

医師は感染を治すために抗生物質を処方する可能性が高いでしょう。 抗生物質を投与してから数日後に気分が良くなるはずです。

しかし、抗生物質耐性を防ぐために医師が処方する抗生物質をすべて服用してください。

アセトアミノフェン(商品名:タイレノール)やイブプロフェン(商品名:アドビル)などの市販薬は、痛みを和らげるのに役立ちます。 暖かいシャワーも浴びるのも有効です。

授乳は問題ないか?

乳房炎になったら、授乳を続けることが重要です。 たとえ乳腺炎であっても、母乳は赤ちゃんにとって悪くはありませんが、一部の乳児は味が気に入らないかもしれません。

母乳育児をやめると、胸の中に残っている母乳に細菌が広がり、感染が悪化する可能性があります。 赤ちゃんに授乳することができない場合は、母乳を取り除くために胸を圧迫する必要があります。

十分な安静と十分な飲料を飲むことで、より速く気分を良くするのに役立ちます。 症状が悪化したら、医師に相談してください。

予防

・赤ちゃんは、口を大きく開いた状態で乳首に吸い付かなければなりません。
・他の乳房に切り替える前に赤ちゃんが1つの乳房を空にするようにしてください。
・乳房のすべての領域を空にするのに役立つように、赤ちゃんの姿勢を変えてください。
・授乳を止める必要がある場合は、指を使って吸い込みを止めさせてください。
・乳首が授乳後に湿ったままになるようなタイトフィットのブラジャーや胸パッドを着用しないでください。
・可能であれば、乳首を空気に触れさせてください。
・授乳中に乳首の痛みがある場合は、医師または母乳育児のコンサルタントに相談してください。

医師に質問するための事項

・乳腺炎の原因は何ですか?
・自分の母乳はまだ赤ちゃんにとって安全ですか?
・抗生物質が必要ですか? 赤ちゃんにとって安全ですか?
・母乳育児のテクニックを誰かに診てもらいたいのですが。 スタッフに母乳育児コンサルタントはいますか?
・どこで授乳支援を見つけることができますか?
・乳腺炎の予防に役立つべきことは何ですか?

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