マラリア

2017/3/16

三上 貴浩 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 医学博士

三上 貴浩 先生

概要

マラリアは赤血球と呼ばれる血液の一部の感染で、マラリアを引き起こす寄生虫を運ぶ蚊によって広がります。 寄生虫を持っている蚊に刺されると、寄生虫が卵を産み、繁殖し、血液細胞を食べ病に至ります。 放置すれば深刻な事態となり、命を落とすこともあります。

症状

マラリアの症状には、以下のものがあります。
・高熱
・寒気
・震え
・極度の発汗
・疲労
・倦怠感と体の痛み
・頭痛
・筋肉の痛み
・吐き気
・嘔吐

原因

マラリアは中南米、ハイチ、ドミニカ共和国、アフリカ、東ヨーロッパ、東南アジア、南太平洋の一部を含む熱帯および亜熱帯の国々で起こります。 また、これらの国を訪れる人々にとっても問題となり、 旅行する場合、危険性を認識し、予防措置を取る必要があります。 出かける前に、必ず、旅行先の健康問題に関する情報を集めてください。

予防

蚊に刺されるのを防ぐため、窓とドアを閉めて寝ます。 ネットに蚊除けスプレーをかけ、蚊帳も使用してください。蚊がより活発になる夕方は、長い袖の淡い色のズボンとシャツを着用し、DEETと呼ばれる化学物質を含有する防虫スプレーをかけるようにします。何の対策も取らずに屋外に出ないでください。 マラリアの予防薬も有効です。

マラリアを予防するための薬

マラリアが蔓延する国に旅行する場合、マラリアの予防薬を飲みます。 しかし、予防薬でマラリアを完全に防ぐことはできません。他の予防措置を講じる必要性があることを忘れないでください。

予防薬は、出発の数日または1週間前に服用を開始し、 旅行中や旅行後も約1〜4週間服用し続けます。 マラリア原虫が血中にまだ残っていて、寄生虫が成長し病気になる可能性があるため、旅行後の服用は重要です。薬にはいくつかの副作用があり、誰でも服用することはできるわけではありません。 薬のタイプもいくつかあり、旅行場所によって異なります。

メフロキンとアトバキノン(プロキアニル)は、服用できる2つの予防薬です。どちらも服用できない場合、ドキシサイクリンが使われますが、日焼けになりやすいため、日中は外出時に帽子、長袖、日焼け止めを着用する必要があります。中米、ドミニカ共和国、ハイチ、中東の場合、医師はクロロキンを処方することもあります。

マラリアに予防効果があるを宣伝文句に謳うホメオパシー薬には注意してください。 ホメオパシー薬は規制されていないため、有効かどうか断言はできません。 また、マラのリア予防薬の海外からの購入にも注意してください。 一部の国では、偽物であるか、効果が低い場合があります。

医師に質問するための事項

・マラリアの危険を減らすために旅行前、何をすべきですか?
・旅行前に服用したほうがいい薬はありますか?
・世界でどの地域が最もマラリアの感染率が高いですか?
・マラリアを避けるために滞在先で何ができますか?
・予防薬が入手できる国に着いてから購入したほうがいいですか?
・他の人にマラリアを伝染する可能性はありますか?
・マラリアに罹患し、症状のある間、旅行は控えたほうがいいですか?

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