良性発作性頭位めまい症(BPPV)

2017/3/27

三上 貴浩 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 医学博士

三上 貴浩 先生

概要

良性発作性頭位めまい症(BPPV)は、内耳の神経や構造の問題であり、突然めまいを感じさせます。

症状

部屋が回転しているように感じたり、周囲が動いているように感じるかもしれません。 この感覚は「めまい」と呼ばれます。BPPVは、特定の方向に動いたとき(頭を回したり、立ったり、ベッドで転がったり、横になるなど)にめまいを感じます。 同時に吐き気を感じるかもしれません(胃の調子が悪くなる)。 悪心やめまいは数秒で消えます。 BPPVは厄介ですが、重篤な症状となることは滅多にはありません。

原因

内耳には平行を保つのを助ける小さなカルシウム粒子(耳石、平衡砂などと言います)が含まれています。 通常、これらの粒子は、内耳の前庭という部分に分布しています。 頭を動かすと、カルシウム粒子は前庭の有毛細胞を刺激します。 有毛細胞は、頭に動いている方向を伝える信号を脳に送ります。
時々、粒子は抜けだして、半規管という管に入り込むことがあります。 これが起こると、有毛細胞は頭が実際に動いている以上に動いたことを脳に伝えます。 この誤った信号がめまいの原因となります。
BPPVは、ほとんどの場合、加齢と関連があります。
頭を打った後に起こることもあります。

診断

頭や体を特定の方法で動かしたときにめまいを感じる場合、医師はBPPVを疑うかもしれません。 医師は身体検査を行い、症状について尋ねます。

治療

医師は、簡単な方法で頭を動かして、粒子を半規管から出してめまいの原因を引き起こさない領域に移動するよう助けます。 こうした動きをすることで症状を止めることができ、めまいが再発するのを防ぎます。医師は吐き気やめまいを治療する薬を投与することもあります。

医師に相談するための質問

・めまいを引き起こしている可能性がある原因は何でしょうか?
・他の病気を排除するために行うべき検査はありますか?
・めまいを止めたり、気分を良くするために自宅でできることはありますか?
・BPPVがあるときに運動しても大丈夫ですか?
・私のBPPVはよくなりますか?
・いつ医師に連絡すればよいですか?
・BPPVについて読むことができる資料はありますか?

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