筋トレをしたいけど続かなくてへこむ…。続けるコツは?

2020/1/20

山本 康博 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 呼吸器内科医

山本 康博 先生

ダイエットや健康維持のために筋力トレーニングを始めたものの、習慣化できずにやめてしまった経験はありませんか?効果が出るまでには一定の期間が必要ですが、モチベーションを持ち続けるのは簡単ではありません。この記事では筋トレを始めたい人に向けて継続のコツを紹介します。

改めて、筋トレのメリットをチェックしよう!

筋トレの目的は人それぞれですが、筋トレによって得られる効果やメリットも幅広いといえます。

基礎代謝アップ、太りにくい体づくり

人間の体は激しい運動をしていない状態でもエネルギーを消費しています。これを基礎代謝といいますが、筋力量が大きくなると基礎代謝がアップします。基礎代謝が高い体は太りにくいため、筋トレによるダイエット効果を期待できます。

姿勢の改善

体への負担が少なく見た目も美しい姿勢を維持するためには筋肉が必要です。腹筋や背筋が弱くなると姿勢は崩れがちですので、筋トレをすることで正しい姿勢の維持、姿勢の崩れの改善を目指せます。

有酸素運動の効果を上げる

脂肪燃焼効果が期待されるウォーキングなどは有酸素運動に分類されます。有酸素運動の前に筋トレを行うと、血行が促進されて有酸素運動の効率が上がると考えられています。

体質改善

こり、むくみ、冷えなど体の不調の原因として、血行不良が潜んでいる場合があります。筋肉量がアップして基礎代謝が高まると血行改善につながります。

質のよい睡眠

日中に適度な筋トレを行って体と脳に程よい疲労感を与えていると、夜に深い眠りにつきやすくなります。

趣味、ストレス解消

筋力アップや理想のボディに近づくことを目標に、筋トレを楽しむこともおすすめです。筋トレを行ったとき、脳内では幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されます。セロトニンには緊張を和らげたり気分転換を促す効果があるため、ストレス解消につながります。

筋トレしたいけど続かない原因は?

筋トレによってさまざまなメリットを得ることができますが、習慣化できずに目標を挫折したり、続けられない自分に落ち込んでしまうことがあります。続かない原因の代表的なものを紹介します。

ゴールがはっきりしていない

筋トレは運動に慣れていない人にとっては辛く感じることもある運動です。そのため目的や目標となるゴールが曖昧な場合、続けるモチベーションを保てなくなりがちです。習慣化の途中で、同じ動きの繰り返しに飽きることもあります。

筋トレによって「どんな自分になりたいのか」「どんな効果を得たいのか」など具体的なゴールを設定するとモチベーションが上がりやすいでしょう。

やる気やペースにムラがある

筋トレ開始時にやる気が最高潮になったあと、数日でモチベーションが大きく低下してしまうことがあります。筋トレで効果を得るためには、長期的に続けるつもりで気長に取り組むことが重要です。

体に過度の負担をかけている

筋トレの効果を実感したいあまり強い負荷のかかるトレーニングに挑戦した結果、辛くなったり怪我をしてしまうおそれがあります。筋トレの強度はご自身の体の状態をみながら、少しずつ上げてください

また、継続には休息も欠かせません。無理せず続けるように意識しましょう。

筋トレを続けるためのコツは?

目標に段階をつける
筋トレを継続するためにはゴールとなる目標を設定することをおすすめします。さらにスタート地点とゴールの間に小さな目標をいくつか設定してみましょう。小さな目標をクリアすることを繰り返すことで、大きなゴールへ到達するようにしてみてください。
マイペースを見つけて維持する
周りの人と比べて焦ったり自信を失ったりするとモチベーション低下を招きます。自分に必要なトレーニングを習慣化させることが大切ですので、ご自身のライフスタイルや体調とのバランスをみながらマイペースに進めましょう。
記録をつける
トレーニングの成果がわかるとモチベーションアップにつながります。体型や体脂肪率などの数値をデータで記録して変化を実感することをおすすめします。ただし数値に出ない効果もありますので、数字に振り回されないようにしましょう。

おわりに:筋トレは継続が効果を生みます。気長に無理なく続けましょう

筋トレにはたくさんのメリットがあり、老若男女問わず日々の習慣にすることでいい効果を得られます。ただし効果を実感するまでは一定の時間が必要です。体とライフスタイルに無理のない範囲で、楽しみながら続ける方法を見つけてください。

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