記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2026/1/20
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
冷え性は一般的な悩みであり、日常生活の過ごし方の影響で起こる場合があります。また、漢方(東洋医学)では、「気・血・水」のバランスが崩れることで不調が起こると考えられており、冷え性もこの影響で起こる可能性があるといわれています。この記事では、冷え性と漢方の考え方の関係性と、冷え性解消・予防に役立つ対策について解説していきます。
冷え性とは、体感的に寒さを感じないくらいの気温であっても、全身・手足・下半身など、体の一部あるいは全体に「冷え」が生じる状態です。冷え性のおもな原因は血行不良と考えられており、血行不良は自律神経・心臓・筋肉などの働きが関係していて、月経・筋肉量・運動量・ストレス・生活習慣・持病などが影響すると考えられています。なお、冷え性は、肌荒れ・腰痛・頭痛・皮膚疾患・下痢・便秘などの発症にもつながる場合があり、以下のように「いろいろな冷え方・冷えの感じ方」があります。
漢方(東洋医学)には「気・血・水(き・けつ・すい)」という概念があり、これらのバランスが崩れることで、冷え性などの不調・症状が生じると考えられています。例えば、「血虚(けっきょ)」「瘀血(おけつ)」「水毒(すいどく)」「気虚(ききょ)」などの状態に陥ると、冷え性の症状が現れる可能性があるといわれています。
一般的には、冷え性には以下の漢方薬が使われることがあります。
※漢方薬は飲みあわせなどによって期待できる効果が現れない場合があるため、基本的には漢方に詳しい医師・薬剤師に相談することをおすすめします。
「ストレスによる冷え」は、働く女性に増えてきているといわれています。以下のような漢方薬は、このようなストレスによる冷えに使われることがあります。
※漢方薬は飲みあわせなどによって期待できる効果が現れない場合があるため、基本的には漢方に詳しい医師・薬剤師に相談することをおすすめします。
「気・血・水」のバランスを整えるには、以下にように「規則正しく健康的な生活習慣」を心がけることが役立つ可能性があり、これらを心がけることは冷え性解消にもつながるといわれています。
冷え性は、漢方薬や生活習慣の見直しなどで解消できる可能性がありますが、冷え性のなかには専門的な治療が必要なものもあります。また、漢方薬は、飲みあわせなどの影響で期待する効果が現れない場合があります。慢性的な冷え性や重度の冷え性がある場合は、まず医療機関を受診し、原因を調べてもらうことをおすすめします。また、漢方薬に興味がある場合は、漢方に詳しい医師・薬剤師に相談するようにしましょう。