気になる肌荒れ、ニキビが悪化したら!?~ニキビと治療について

2017/5/9

三上 貴浩 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 医学博士

三上 貴浩 先生

胸や背中、腕などこれから露出の多くなる部分にできやすいのがニキビです。肌荒れの中でも悩む人の多いニキビやニキビ痕。こじらせてしまうとせっかくの肌にダメージが!?

ここでは、ニキビやニキビ痕に悩む人のために、ニキビとニキビ治療について解説します。

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ニキビってどんなもの?

ニキビは一般的な皮膚疾患の状態であり、一定の時期に多くの人に影響を及ぼします。 ときには、触ると熱をもっていたり、痛みがあったりする場合もあります。

ニキビができやすいのはどこ?

ニキビができやすい体の部分は下記のようなところです。
・顔:ほとんどの人ができる
・背中: 半分ぐらいの人ができる
・胸:約15%の人ができる

ニキビの種類は?

ニキビの種類には主に5種類あります。

黒ニキビ(ブラックヘッド)

肌にできる小さな黒色または黄色がかった腫れ物です。毛包の内側の皮膚が色素沈着を引き起こすため、黒い色になります。

白ニキビ(ホワイトヘッド)

見かけは黒ニキビと似ていますが、もっとしっかりしており、潰したときに中が空っぽではありません。

丘疹

柔らかい、痛みを伴うこともある小さな赤い隆起状のものです。

膿疱

丘疹に似ているが、中心に膿の蓄積によってできた白い尖端があるものです。

結節

皮膚の表面の下に、大きな硬い塊ができること。痛みを伴うこともあります。

肌荒れやニキビの合併症

ニキビは、痕が残ることがあります。どんなタイプのニキビでも、痕が残る可能性がありますが、最も深刻な種類の斑点(結節)が破裂して、近くの皮膚を傷つけるケースが一般的とされています。

また、ニキビを手でつぶすと、痕に残ることがあるのでやめましょう。

ニキビ痕とは?

ニキビ痕には、以下のような3つのタイプがあります。

アイスピック型

鋭利なものでつき刺されたような、小さな深い穴があります。

ローリング型

皮膚の表面がU字型にへこんでいて、不均一に見えます。

ボックスカー型

丸い形か、または楕円形のくぼみのものです。クレーター型ともいいます。

ニキビ痕の治療

ニキビ瘢痕の治療は、美容整形の分野とみなされています。美容整形手術を検討している場合は、医師に相談しましょう。治療することで、改善することはできますが、完全に取り除くことは難しいかもしれません。

主なニキビ痕の治療法は以下です。

皮膚剥離

レーザーまたは特別に作られたワイヤーブラシのいずれかを使用して、皮膚の最上層を除去します。処置の後、数か月間は赤くなりますが、治癒すると改善します。

レーザー治療

軽度から中等度のニキビ痕の治療によく利用されます。

パンチ技術

傷やボックス型の痕の治療に利用されます。

ほかにもさまざまな治療法があります。

肌荒れやニキビの合併症にうつ病?

ニキビはしばしば、強い不安やストレスといった感情につながることがあり、中には家に引きこもるようになり、結果的にうつ病になってしまう人もいます。

頻繁に気分が落ち込んだり、絶望感があったり、何かをすることに関心や喜びをほとんど感じないのであれば、うつ病になっている可能性もあります。うつ病を患っていると思われる場合は、医師に話すことが重要です。

おわりに:肌荒れやニキビには治療も効果的

肌荒れやニキビといって軽く思わないようにしましょう。肌が傷つくと、心にも傷がつくこともあります。状態や不安がひどい場合は、医師に相談しましょう。治療がうまくいけば、心も軽くなるでしょう。

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