これでストレス軽減!効果的なストレス対策②

2017/7/20

三上 貴浩 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 医学博士

三上 貴浩 先生

前回の記事では、効果的なストレス対処法として、「ストレスの原因を突き止め、できる範囲から対策を講じていく」ことの重要性をお伝えしてきました。
今回も引き続き、ストレスを軽減させるのに有効な対策をご紹介していきます!

ストレス対策⑤:タイムマネジメント

タイムマネジメントは有効なストレス対策のひとつです。タイムマネジメントとは、「自分がやりたいこと」と「やる必要があること」を区分けし、急を要するものと急いでやらなくて大丈夫なものを見極める時間管理法になります。優先順位をつけると自分のペースで生活しやすくなるので、必然的にストレスを減らすことができるでしょう。

ストレス対策⑥:支援を得る

家族や友人、あるいは地域社会からの支え(愛情やアドバイスをもらったりすること)は、ストレスの感じ方に大きく影響し、精神の健康を保つことに役立つとされています。いまどんなことにストレスを感じていて、励ましてもらうことがどれくらい大きな支えになるのか周囲の人に伝え、支えてもらえるようにお願いしてみましょう。

もし家族や友人から支えてもらうことが難しい場合は、支援団体やプロのカウンセラーなどに相談してみるのも有効な対策です(支援を受けるにあたってお金が必要になるケースもあります)。カウンセラーはストレスに対処するための目標を設定してくれたり、つまづいたときの対策を考えたりしてくれます。

ストレス対策⑦:ネガティブ思考をやめる

ストレスの溜まる出来事によって自己嫌悪に陥り、悪い面だけに目が行ってしまい、良い面を見ることができなくなることがあります。いわゆる「ネガティブ思考」というものです。これによって恐怖を感じたり、自信がなくなったり、気落ちしたり、不安になるかもしれません。コントロールが効かなくなったり自分の価値が認識できなくなったりして、体のストレス反応が引き起こされることもあります。

ストレスを軽減させるには、このようなネガティブ思考を変える必要があります。ネガティブ思考への対策としては、下記の方法が挙げられます。

認知行動療法(CBT)

考え方を変え、問題解決能力を身につけることによって、ストレスの原因を突き止め、問題に対処できるようにします。

アサーティブコミュニケーション

自分が必要に思っていることや心配に思っていることを話すことができないと、ネガティブ思考が増大することがあります。アサーティブコミュニケーションを通じて、自分の気持ちをしっかり表現できるようになることは、ストレスの軽減につながると考えられています。

自分を褒める

何か失敗して落ち込むことがあったとしても肯定的にとらえ、自分を褒めることを忘れないようにしましょう。せっかくのエネルギーを自己嫌悪に費やさないようにすることも重要なストレス対策となるでしょう。

おわりに:ストレスの溜まらない習慣を身につけよう

「仕事や家事で忙しすぎて自分の時間がとれない」「悩みを聞いてくれる相手がいない」「ついつい物事を悪い方向に考えてしまう」という人は少なくありません。しかし、そういった環境や思考によって、ますますストレスは悪化してしまいます。これからの人生を楽しいものにするためにも、ご紹介した対策を少しずつ実践して、ストレスとうまく付き合う方法を身につけていきましょう!

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