記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2017/7/25 記事改定日: 2019/12/5
記事改定回数:2回
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
便秘の多くは体質や生活習慣などが原因の「心配がない」ものです。ただし、なかには病院の治療が必要な便秘や病気が原因の便秘のこともあります。
この記事では、病院へ行ったほうがいい便秘の特徴について解説しています。
便秘は
などがおもな原因です。
上記のような便秘は、なにか特定の病気が原因でなければ、以下の方法で改善が目指せます。
制酸薬、血圧降下薬、鎮痛薬、抗うつ薬、鉄のサプリメント、抗てんかん薬など、特定の薬を服用しているときに便秘になることがあります。
薬の変更には医師に許可が必要です。自己判断で変更したり中止せず、必ず医師に相談してからにしましょう。
便秘はありふれた症状の一つですが、中には思わぬ病気が原因のことがあります。具体的には次のような病気によって便秘が見られることがあるので注意が必要です。
食生活や運動習慣などを改善しても便秘が続く場合は何らかの病気が背景にある場合があるので放置せずに病院を受診するようにしましょう。
また、上で述べたような病気が原因でない便秘であっても、長引く便秘や市販の下剤、浣腸などを頻回に使用しなければならないような便秘の場合は治療が必要なことがあります。
目安としては便秘による腹痛やお腹の張り、吐き気などの症状があるとき、自然な排便が定期的にない状態が1か月以上続いているときなどは早めに病院で相談しましょう。
つらい便秘は、もしかしたら何かの病気のサインかもしれません。危なそうな症状をチェックし、思い当たるものがあるときは早めに病院を受診して、原因を調べてもらいましょう。
また、普段から食生活や生活習慣に気をつけて、便秘を慢性化させないようにしてください。
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