記事監修医師
東京大学医学部卒 医学博士
ロスマリン酸はコーヒー酸(コーヒーに入っています)に似たポリフェノールで、ぺリラ油とローズマリーに多く含まれています。そのローズマリーがロスマリン酸の語源です。ロスマリン酸は一般的な抗酸化物質であり、「健康」な物質だと考えられています。
ロスマリン酸は、さまざまな種類の植物が有している植物ベースの化合物ですが、ローズマリーやペリル油の中では活性化した成分であることがよく知られています。
また、ロスマリン酸は一般的な抗酸化物質であり、かつ抗炎症作用を見せます。さまざまながんを予防する効果もあるかもしれません。さらに、エタノールベースのロスマリン酸(代表的なものは、ペリリルアルコール)だと皮膚を通して吸収されやすいかもしれません。
ローズマリー(植物)、ローザダマスカナ、ローゼル、ロディオラロゼア、ペリル油(主な摂取源)
ロスマリン酸の標準的な用量は、経口での摂取なら200ミリグラムから300ミリグラムです。抽出物のパーセンテージをチェックしておきましょう。