記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2026/10/21
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
めまいが起こると、ふわふわする・ぐるぐる回転しているように感じるなどの症状が現れ、立っていられなくなることもあります。めまいには、あまり心配がないものもありますが、深刻な病気が関わっている可能性もあります。この記事では、めまいが起こる原因と気をつけてほしいめまいの特徴について解説していきます。
めまいとは、自分自身が回っているように感じたり、周りの景色がぐるぐると回転して見えたり、ふわふわと宙に浮いたように感じたりする症状のことです。めまいは、症状別に以下のように分類することができ、目の前が真っ暗になったり、立ち上がったときにふらついたりするめまいもあります。
なお、めまいによっては、激しい頭痛・痙攣・吐き気・耳鳴り・物が二重に見える・手足に力が入りにくいといった症状を伴う場合があり、このようなめまいは、深刻な病気が引き起こしている可能性があります。
めまいの種類により、めまいが起こるメカニズムが変わる場合もありますが、基本的には三半規管・耳石器・前庭神経などのバランス感覚を司る器官が障害されたときに起こります。回転性めまいでは、加齢・外傷などにより耳石(カルシウムの粒)が耳石器から剥がれ、三半規管に入り込むことで起こることが特に多いといわれています。浮動性めまいや動揺性めまいは、ストレスや自律神経の乱れによって引き起こされることもあります。
高齢者では、加齢による神経系の衰えや起立性低血圧が原因でめまいが起こることが多く、特定の薬の影響で起こることもあります。最近は、イヤホン・ヘッドホンを長時間使用している人もいると思いますが、イヤホン・ヘッドホンを長時間使用すると、内耳に負担がかかり、めまいや耳鳴りを引き起こす可能性があるので注意してください。
めまいは、以下の病気・病変が引き起こすことがあり、脳疾患・脱水・著しい低血糖状態など、命に危険が及ぶ状態のときにもめまいが現れる場合があります。
難聴・耳鳴りなどの聴覚症状に伴い、強い回転性めまいが起こります。40歳以降の方にみられることが多く、内耳のリンパ液が過剰に増えることで発生すると考えられています。
風邪のような症状が現れた1週間~2週間後、吐き気を伴う回転性のめまいが起こります。風邪によるアレルギー反応によって引き起こされると考えられています。
強い耳鳴りや難聴とともに、回転性めまいが起こります。耳の症状は片耳のみに現れることが多く、ストレスが原因で引き起こされる場合があります。
聴神経に腫瘍ができ、徐々に難聴に進行していき、軽度のめまいが現れます。良性腫瘍なので転移の心配はありませんが、重症化する前に早期手術を行う必要があります。
以下の症状を伴うめまいは、深刻な病気が関係している可能性があるため早急に医療機関を受診することをおすすめします。
めまいの主な原因として三半規管の問題・ストレス・低血圧などが挙げられますが、その他にもさまざまな原因があります。中には、深刻な病気が関係している場合もあり、めまい以外の症状が現れている場合は特に注意が必要といわれています。気になる症状がある場合、なかなか改善しないめまいがあるときは、早めに医療機関を受診しましょう。