ダニ刺されの特徴、かゆみ以外に何がある? 有効なダニ対策は?

2019/2/6

谷口 隆志 先生

記事監修医師

川崎たにぐち皮膚科、院長

谷口 隆志 先生

身近な害虫「ダニ」。寝ている間などに刺されたことのある方は多いかと思いますが、「そもそもダニ刺されの特徴がわからない」という方も少なくないようです。そこで今回は、ダニ刺されによるかゆみやかゆみ以外の特徴、有効なダニ対策などを詳しくご紹介していきます。

ダニ刺されのかゆみの特徴は?

ダニ刺されの代表的な症状がかゆみですが、そのほかの虫刺されと違い、以下のような特徴があります。

かゆみが長引く(1週間~10日程度)
蚊によるかゆみは早くおさまる場合が多いですが、ダニ刺されのかゆみは長引くことが多いです。
刺されてから数時間~数日後にかゆみが起こる
ダニの種類によって異なりますが、布団やカーペットなどに住むツメダニの場合は刺されて数時間〜2日以内に、ネズミに寄生するイエダニの場合は刺された直後にかゆみを感じる場合が多いです。
かゆみの程度には個人差がある
刺された部分の腫れやかゆみが激しい人もいれば、刺し跡だけで大してかゆみを感じない人もおり、反応はさまざまです。

赤いブツブツもダニ刺されの特徴!

ダニ刺されのもう一つの特徴が、刺された部分にできる、しこりのある赤いブツブツです。発疹の大きさは数mm〜2cm程度と小さく、かゆみを伴います。
また、お腹から太もも、脇腹から二の腕など、皮膚が柔らかく服に覆われている部分が刺されることが多いのも、ダニ刺されの特徴です。

ただし、ダニ刺されの場合、ブツブツやかゆみができるのは基本的に刺された場所のみです。広範囲でかゆみや湿疹などの症状が現れている場合は、別の疾患の可能性があるので皮膚科を受診しましょう。

有効なダニ対策は?

ダニ刺されによるかゆみやブツブツを解消するには、そもそも室内のダニを繁殖させないことが重要です。そこで有効な対策をいくつかご紹介します。

室温や湿度の調整

家の中のダニは高温多湿の環境を好みます。こまめに換気をしたり、除湿機をかけたりしましょう。

布団やカーペットなどの天日干し

布団やカーペット、クッションなどはダニの典型的な住処です。気温の高い晴れた日には、半日かけて天日干しするようにしましょう。

布団やソファーの洗濯・掃除

定期的に寝具の丸洗いをしたり、ソファーに掃除機をかけたりしましょう。

部屋の掃除

ダニは布団やカーペット、絨毯、畳、家具の裏など、湿気がこもりやすい場所を好みます。また、キッチンに潜むコナダニやチリダニ、床に落ちているフケや食べこぼしなどを餌にして生きています。部屋の掃除をこまめに行うことが重要です。

殺虫剤を使う

布団などに入れるダニ捕りマットを使ったり、ダニが多すぎる場合は部屋用の燻煙殺虫剤を使ったりするのも手です。

ネズミの駆除

先述のイエダニはネズミに寄生するので、特に古い家屋に住んでいる方はネズミの駆除をすることをおすすめします。

おわりに:ダニ刺されを発見したら、こまめな掃除・洗濯で対策を!

脇腹や太ももなどにプツッと赤い丘疹ができており、かゆみが持続する場合は、ダニ刺されの可能性があります。部屋の衛生環境を整えることが一番のダニ対策となるので、こまめな掃除や寝具の洗濯などを習慣化させましょう。

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