記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/10/6
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
胃は体のどのあたりにあるのでしょうか?また、胃の中の仕組みは具体的にどのようになっているのでしょうか?胃の場所や仕組みについて解説していきます。
胃は、右上腹部、心窩部、左上腹部、腹部正中部などの複数の領域にわたって存在しており、自分から見るとみぞおち左付近から肋骨の一番下付近に位置しています。
病院で診察する際には腹部の場所を、右下腹部、右上腹部、心窩部、左上腹部、腹部正中部、左下腹部、下腹部正中部の7つに分けて、具体的にどの辺りに痛みを感じるのかを問診・診察をして、痛みの原因となっている疾患を調べます。
口から入った食物は、歯で噛み砕かれた後、食道を通過して胃に入ります。食物が口の方へ逆流することがないのは、口の近い方の筋肉が収縮するとともに、胃に近い方の筋肉が弛緩するという食道の蠕動運動によるもので、この動きを繰り返し行って食物を胃に運搬しています。
胃に届けられた食物は、胃酸によって粥状にされた後消化され、雑菌なども同時に殺菌されます。胃の中でドロドロになった食物は十二指腸に運搬された後、膵液や胆汁などをかけられさらに消化されます。
胃の構造は以下のようになっています。
胃は、みぞおち左付近から肋骨の一番下付近に位置している臓器です。口から入った食べ物は蠕動運動によって胃に運ばれた後、胃の中でドロドロにされて、その後は十二指腸に運搬されて膵液や胆汁などによってさらに消化される、という流れをとるので、ぜひ覚えておきましょう。
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