季節の変わり目の胃の不調、どんな食事をとればいい?

2018/10/14

山本 康博 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 呼吸器内科医

山本 康博 先生

季節の変わり目は体調を崩す人が多くなりますが、実は胃の不調を感じる人も少なくありません。そこで今回は、季節の変わり目の胃の不調を改善する食事のコツについてお伝えしていきます。

季節の変わり目の胃の不調、食事ではこんな食べ物を取り入れよう!

特に夏から秋への季節の変わり目は、急に肌寒くなったことによる体の冷えや、寒暖差による自律神経の乱れから、胃の不調を訴える人が増える傾向にあります。そういったなんとなく胃が重い、食欲が出ないという方は、以下の食材を食べるのがおすすめです。

タンパク質
胃の粘膜を修復する作用があるとされます。
多く含まれる食べ物:豆腐、卵、鶏のささみなど
ビタミンB群
胃腸の疲労を回復する作用があるとされます。
多く含まれる食べ物:豚肉、鮭、大豆など
ビタミンC
抗ストレス作用があるといわれています。
多く含まれる食べ物:キウイ、みかん、パプリカ、小松菜、じゃがいもなど
ビタミンE
体を温め、冷えを改善する効果があるとされます。
多く含まれる食べ物:かぼちゃ、さつまいも、アーモンド、ごまなど

そのほかの食事のポイントは?

胃の調子が悪いときは、消化の良いものを食べるようにするのが基本です。消化に良いものとは「消化にかかる時間が短いもの」のことで、具体的には下記がポイントになります。

食物繊維は控えめに

ごぼうやれんこん、納豆などの食物繊維が豊富な食べ物は、消化に時間がかかるので、胃への負担となります。胃が不調のときは、バナナやリンゴ、かぼちゃ、豆腐、キャベツ、大根、にんじんなどの食物繊維が少ない食べ物を中心に献立を組み立てましょう。

脂っこいものは避ける

豚バラや揚げ物などの脂っこいものは、消化に時間がかかるため、胃が不調なときは避けたほうがいいです。お肉を食べたいのであれば、鶏のささみなど脂肪分の少ないものを選びましょう。

調理に一工夫を

食材を煮込んだり蒸したりするとやわらかくなり、また細かく刻んだりすりおろしたりすると、より食べやすく消化がスムーズになります。胃への負担を少しでも減らすために、調理工程にも一手間かけましょう。

刺激物は控える

塩分を多く含むものや辛いもの、甘いお菓子などは、消化時に胃の粘膜を刺激するため、胃の不調が悪化する恐れがあります。炭酸飲料やお酒、カフェインなども胃への刺激となるため、なるべく控えましょう。

おわりに:食事の工夫で、胃の回復スピードも上がりやすくなる!

摂取した食べ物を蓄え、消化を行う胃は、食べ物の影響をもろに受ける器官といえます。胃の調子を整える食べ物を摂取したり、逆に胃の負担となる食べ物は避けたりして、胃の回復をサポートしていきましょう。

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