記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2017/3/23
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
足に何か問題があると、歩き方がぎこちなくなったり、痛む足をかばうあまり、反対側のひざや腰の痛みが出てしまうことも。一説によると、10人中9人が何らかの足のトラブルを抱えており、5人に1人が足の痛みに悩まされていると言われています。足は体の全体重を支える大事なところ。普段から丁寧に足のケアをするのはもちろん、なるべく足に負担がかからない靴選びもしたいところですね。
以下に、フットケアで大切なポイントを10項目後紹介します。
石けんとお湯で毎日足を洗い清潔に保ちましょう。ただし、洗いすぎると肌本来の油分がなくなってしまうので気をつけてください。
洗った後は足をしっかりと乾かしてください。特に指の間をしっかり拭き、水虫を予防しましょう。
足の指の間を覗いて、肌が乾燥していたら保湿クリームを塗ってください。硬くなっているところがあれば、軽石などで角質を取り除いてください。ただし、やりすぎるとかえって皮が硬くなってしまうので、気をつけてください。
自分に合った爪きりで定期的に足の爪を切ってください。巻き爪になってしまう恐れがあるので、爪の端をぎりぎりまで切らないようにしてください。
靴を買うなら足がむくんでいる午後にしましょう。一番むくんでいるときに履いても痛くない靴であれば、1日中快適に履くことができるでしょう。
仕事でヒールを履く必要がある人は職場への行き帰りは歩きやすい靴を履き、オフィスでヒールに履き替えるとよいでしょう。またヒールの高さも高いものや低いものなど、いろいろなタイプのものを履きましょう。
TPOに応じて靴を履き分けましょう。ハイヒールやつま先のとがった靴は特別な日だけ履くようにし、仕事では快適な靴を選んでください。
足の臭いを防ぐために1日に何度か靴下を取り替えましょう。
トレーニングジムのシャワー、プールなどの公共の施設では、水虫やイボを防ぐためにビーチサンダルを履きましょう。
ビーチサンダルはムレないので快適ですが、足を守りにくいのに加えて頻繁に履くと土踏まずがなくなったりかかとが痛くなったりします。履きすぎに気をつけましょう。
年齢を重ねるにつれて、肌が薄くなり、関節が硬くなり、足が寒さに弱くなってしまいます。足の痛みが出ているなど気になる症状があれば、我慢せずに医師の診察を受けてください。
足の裏や指は普段じっくり見る機会が少ないところなので、ついケアを怠りがちです。時間があるときに足を見て、爪が伸びすぎていないか、かかとがカチコチになっていないかをチェックしましょう。また、足の痛みは自分の足に合う靴を履いていないことが主な原因のひとつです。合わない靴をずっと履かないように気をつけてください。もし痛みが長引くようでしたら、医師の診察を受けてください。