記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/9/29
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
閉経によるホルモンバランスの変化に伴い、ほてりや多汗など、さまざまな症状が出ることで知られる更年期障害。その症状の1つには、胃の不調も含まれています。
今回は更年期に起こる胃の痛みや不快感について、その原因や症状を緩和させるためにできることをご紹介していきます。
更年期障害の1つとして胃の痛みや不快感が現れるのは、閉経に伴うホルモンバランスの変化と、胃の働きを司る自律神経が密接に関係しているためです。
自律神経には本来、ほどよい緊張状態を維持する「交感神経」と、リラックスして心身を休める「副交感神経」が、適宜切り替わることで心身の健康を保つ働きがあります。
しかし、更年期に入って女性ホルモンの一種エストロゲンの分泌量が低下すると、自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位な状態が続きやすくなります。
交感神経が優位になると常に心身が緊張した状態が続き、胃の機能低下から消化不良による胃もたれやむかつき、胃の痛みなどを引き起こすようになるのです。
更年期による胃の痛みは、日ごろの生活や食事の習慣を工夫することで緩和できます。
以下に、更年期による胃の痛みを和らげるのに効果的な対策をご紹介します。
更年期に分泌量が少なくなる女性ホルモン・エストロゲンは、自律神経の働きにも大いに影響を与えています。更年期に胃の痛みや不快感に悩まされる女性が多いのは、このためです。更年期で胃の調子が悪いときは温かく消化に良い食事を摂るようにし、適度な運動も行って心身の調子を整えるとある程度緩和されますので、実践してみてください。
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