記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/10/12
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
口内環境の悪化や胃の不調など、口臭が起こる原因にはさまざまな可能性が考えられますが、その1つに逆流性食道炎も挙げられます。
今回は口臭と逆流性食道炎の関係と、逆流性食道炎による講習を克服するための治療法やポイントまで、解説していきます。
一般的に口臭の原因として思い浮かぶものといえば、緊張や生活習慣による唾液の減少や虫歯、歯周病、舌苔(ぜったい)など口の中のトラブルをイメージしますよね。
しかし、実は口内トラブル以外の原因でも、口臭の悪化は起こり得るのです。
例えば、扁桃腺炎や慢性鼻炎、副鼻腔炎など鼻・のど・口につながる胃や食道の病気も口臭原因となり得るもので、逆流性食道炎もその1つです。
逆流性食道炎による口臭悪化の場合、食べ物や膿のような臭いでなく、胃液が逆流することによってすっぱいようなにおいがするのが特徴です。
また、食道・胃の疾患からくる口臭のため、歯磨きやマウスウォッシュなどで口内環境を整えることによる治療は、難しくなります。
逆流性食道炎による口臭をなくすには、根本原因である逆流性食道炎を治療し、治していくしかありません。
ここからは、逆流性食道炎を治すために「日常生活でできること」と「病院で受けられる治療」に分けてご紹介していきます。
逆流性食道炎を疑うような症状があり、すっぱいような臭いの口臭が気になるなら、一度消化器科や内科で医師による診察を受けてください。
胃酸や胃の内容物が食道に逆流してしまう逆流性食道炎は、歯周病や舌苔などの口内トラブルと同じく、口臭悪化の原因となり得ます。もし、逆流性食道炎が原因のすっぱいような口臭に悩んでいるなら、根本原因である逆流性食道炎を治療しなければ改善は望めません。この記事を参考に、日常生活を胃への負担が少ないものに少しずつ変えていき、症状が改善しない場合は医師の診察を受けるようにしてください。
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