記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/12/22
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
風邪をひくと喉が痛くなることはよくありますが、他に風邪の症状がないのに喉が痛いときは、病気以外の理由から喉の痛みが起きている場合があります。
今回は喉の痛みについて、その仕組みや考えられる原因の具体例、そして痛みを和らげるために自分でできる対処法などを解説していきます。
そもそも喉の痛みは、外敵の侵入を防ぐ機能を持っている喉の粘膜・細胞が傷つけられることで血管が広がり、白血球やリンパ液が集まって喉が腫れることで起こります。
喉が腫れると、喉の細胞が大きくなった分周囲の組織を圧迫してしまい、その圧迫で神経が痛みを感じるようになって、喉の炎症・痛みとなるのです。
細胞が傷つき、腫れ・炎症から喉に痛みを引き起こす原因は人によって異なりますが、ほとんどが以下6ついずれかに当てはまるといわれています。
喉が痛いときには、まず普段の生活習慣のなかに喉の痛みを引き起こしたり、悪化させるようなものがないか、考えてみましょう。
以下に、喉の痛みを和らげて予防するために実践すべき生活習慣のポイントをまとめましたので、喉に痛みが出たときの参考にしてくださいね。
また、上記に注意して日常生活を送るとともに、早く治すためにイブプロフェンやアセトアミノフェンなどが配合された市販薬を服用するのも良いでしょう。
あわせて、喉の炎症・痛みや細菌の繁殖を抑える効果のあるうがい薬やトローチ、のど飴、スプレーなどを使うのもおすすめです。
なお、これらの対処法をすべて試しても症状が改善しない場合は、単なる乾燥や風邪・喉の損傷が原因の一過性の痛みではないかもしれません。
念のため病院を受診し、医師による診察・治療を受けた方が良いでしょう。
喉の痛みは風邪を含むウイルスや細菌の感染のほか、乾燥や声の出しすぎ、熱やアルコール・タバコなどによる喉の損傷でも起こります。このため、日ごろから保湿して喉の免疫機能を高めたり、喉を傷つける飲食物を避けるようにすれば、喉の痛みは予防できます。発症した場合には、市販薬やトローチ・のど飴でケアをするのも効果的です。
ただし、これらの対処をしても症状が改善しないときは、念のために内科や耳鼻咽喉科の医師に診てもらってください。
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