記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/5/9 記事改定日: 2018/10/17
記事改定回数:1回
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
腹痛やお腹の張りなどの不快症状を引き起こす便秘。今回の記事ではそんな便秘に効く体操のうち、寝たまま行えるもの、椅子に座ったままできるもの、トイレでできるものをご紹介します。
朝は便意の起きやすい時間帯なので、起床時は寝たまま便秘解消体操を行うのもおすすめです。いくつか寝たままできる体操のやり方をご紹介します。
オフィスの隙間時間や体力が落ちた高齢者に、椅子に座りながら行える体操をご紹介します。
この体操で骨盤の周辺がほぐれ、腸が刺激されることで排便されやすくなると考えられています。
「トイレで力んでもなかなか便が出ない」という経験はありませんか?便座に座りながら行える運動を一つご紹介します。
この動きによって大腸がねじれ、また肛門括約筋が刺激されることで排便されやすくなります。体操ではありませんが、排便時にトイレで体を後ろに反らせたり、前かがみになったりするのもおすすめです。
高齢者は全身のいたる部位の筋肉がやせやすいため、腹筋や腸の蠕動運動が低下する傾向にあります。そのため、慢性的な便秘に悩んでいる人が多くいます。
高齢者の便秘の多くは、このような加齢による変化が原因となります。しかし、中には大腸がんや大腸ポリープなど大腸に器質的な病気がある場合や、脳梗塞などによって排便反射が正常に生じないことが原因となることもあります。
特に大腸の器質的な病気がある場合には、治療を行う必要があります。便に血が混じることがある・便が細い・便秘と下痢を繰り返すなどの症状を伴う場合には病院で検査してもらいましょう。
いかがでしょうか。ご紹介した体操はいずれも手軽に行えるものばかりです。起床時や仕事中の隙間時間などを活用して、ぜひ実践してみてくださいね。こうした体操の積み重ねで、便秘が驚くほどよくなるかもしれません。
若い人だけでじゃなく、高齢者にとっても便秘は深刻な悩みのひとつです。今回紹介したものは簡単な体操なので、ぜひ試してみてください。
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