目のまわりにできた青あざは危険ですか?

2017/3/9 記事改定日: 2019/1/23
記事改定回数:2回

佐藤 典宏 先生

記事監修医師

産業医科大学第1外科

佐藤 典宏 先生

二宮 英樹 先生

記事監修医師

東大医学部卒、セレオ八王子メディカルクリニック

二宮 英樹 先生

「青あざ」は、何らかの形で内出血が起こることでできます。目のあざは、顔面を殴られたり、打ちつけられたといった事故によってできるものです。目のまわりが青紫色になるのは、皮膚の下の血管が切れてまわりのやわらかい組織に血が漏れ出して起こります。

目のまわりに青あざができたらどうしますか?

青あざは皮膚の下における内出血のことです。目のまわりに青あざができてもそこまで深刻ではなく、重症でなければ自宅で治療できる場合が多いです。数日後には腫れが引いて、青あざはおうど色に変化し、やがて消えていきます。ほかの青あざと同じように、目のまわりの青あざも完全に消えるには1~2週間ほどかかります

目のまわりに青あざが出来た場合、数日かけて重力で下の方に広がっていくことがありますが、自然経過なので心配しなくて大丈夫です。

以下に、目のまわりにできた青あざの対処法をご紹介します。

なるべく早く氷などでやさしく冷やす

特に初日は15~20分くらいかけて、数回冷やすようにします(冷やすことで痛みが和らぎ、腫れを抑えます)

市販の痛み止め

アセトアミノフェンやイブプロフェンなどを配合した市販の痛み止めは、痛みを和らげるのに効果的です。

重症の青あざとは?

以下のような症状があるときは、病院を受診してください。

  • 頭を打って、両目に青あざができている(頭蓋底骨折の可能性もあります)
  • 顔面を殴られて意識を失っている
  • 物が二重にみえたり、目が見えない
  • 目にも出血がある
  • 傷ついて皮膚が避けている
  • 鼻血ではない鼻水のような液体が鼻から出続ける

また、頭部外傷が重症であることを示す症状がある場合も病院で診てもらいましょう。

  • 記憶喪失
  • 激しい頭痛
  • 何度も嘔吐を繰り返す
  • 目が動かない

おわりに:痛みや腫れがひどいときや、ぶつけたところが熱をもっているときは病院で診てもらおう

青あざは、深刻な怪我を引き起こしていることがあり、直ちに受診して治療を受ける必要があります。痛みや腫れがひどいときや、数日たっても腫れが引かない、また患部が熱をもったり、赤くなったり、膿(うみ)がでているときは、自己判断しないで医師に相談してください。このような症状がでると感染症を起こしていることがあるので注意が必要です。

この記事に含まれるキーワード

目のまわり(1) 青あざ(2) 市販の痛み止め(1) 頭部外傷(8) 抗凝固作用(1)