足の痛みの原因・まとめ ~足の痛みは要注意! ~

2017/10/3

山本 康博 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 呼吸器内科医

山本 康博 先生

足や足の裏も、さまざまな疾患を映し出します。以下でご紹介している疾患も、さまざまな部位のさまざまな症状のものが並んでいます。身に覚えがある症状が出てきたら、ぜひ元のページに飛んで、詳細を確認してみましょう。

痛風


「風が吹いても痛い」と言われるほどの激痛が突然襲ってくる「痛風」。尿酸値が高い状態が長く続いて、高尿酸血症になることで症状が現れるようになります。
最初の発作は足の親指の関節で起こることがもっとも多いですが、他の関節でも起こりえます。とくに、膝から下で起こりやすく、足の甲やかかと、くるぶしなど足首周辺も発作が起こる頻度が高い部位です。

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痛風の症状が足首に出ることもあるって本当? 捻挫との違いは?

椎間板ヘルニア


文字どおり腰痛を発症する腰椎椎間板ヘルニアですが、痛みが坐骨神経に沿って殿部(でんぶ)から大腿の後ろまで広がり、足先まで達するケースもあります。
下肢から足の指のしびれや麻痺などが現れ、さらに進行すると歩行障害や排尿排便障害など、日常生活がままならなくなることもあります。腰から足にかけて痛みを感じるようなら、この疾患を疑ったほうがよいかもしれません。

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椎間板ヘルニアの原因は? どうすれば治る?

 

むずむず脚症候群(レストレッグス症候群)


日本では20~50人に1人の割合で見られる症状で、40~70代に多いのがむずむず脚症候群(レストレッグス症候群)です。むずむず脚症候群は、安静時に脚がむずむずしたり、気持ちが悪い感覚や違和感が生じたりする状態を指します。
脚の不快感による寝つきの悪さや、夜中に何度も目が覚めるなどの不眠症状、むずむず感を止めるために起きて歩き回ったりすることでの睡眠不足を伴うのが特徴です。

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むずむず脚症候群(レストレッグス症候群)の特徴や原因について

足底筋膜炎


足の裏にはかかとの骨から足指の付け根までを覆う足底腱膜(そくていけんまく)という腱があります。その足底腱膜が物理的なストレスによって炎症を起こした状態が「足底筋膜炎」です。症状としては、歩きはじめに発生するかかとの裏の痛みです。症状が悪化すると長時間の歩行や立っているときにも痛みが強くなります。

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足底筋膜炎を治療する方法にはどんなものがある?

 

動脈硬化症


末梢動脈疾患(PAD)は、足の血管の狭窄、閉塞、または、動脈の内腔にコレステロールが沈着することによって下半身の血流が悪くなったときに発生します。
PADのリスクが高まるのは、糖尿病に罹患しているときですが、たとえば喫煙や高血圧、運動不足などの要因が重なったときも、リスクは高くなります。他のリスク要因も確認してみましょう。

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足の痛みに注意! 糖尿病患者に多い動脈硬化症とは?

黒色表皮腫


黒色表皮腫(こくしょくひょうひしゅ)は、脇の下、そけい部、頸部周辺に発生する、暗くて表面が平らな皮疹です。
首の周りや脇の下、そけい部の周り、皮膚のひだ(指とつま先の関節部分の皮膚)、唇の他、手のひらや足の裏にも現れることもあります。

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肥満の人は要注意! 黒色表皮腫はがんになる可能性も

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