記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/10/11 記事改定日: 2019/8/30
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記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
指の先、第一関節が変形してしまう病気をへバーデン結節といいます。
原因はまだわかっていませんが、ある食べものが症状改善や予防に役立つと考えられているのです。
今回はへバーデン結節の治療や効果が期待できる食べものについて解説していきます。
へバーデン結節の発症の直接的な原因は、未だはっきりとは解明されていません。
しかし
ことから、「女性であること」「手の使い過ぎや手の損傷がある」ことが関係しているのではないかと考えられています。
また、女性の発症時の年齢が40歳以上と更年期障害の発症時期と一致することから、女性は加齢に伴って女性ホルモン・エストロゲンの分泌量が減るに従い、関節が変形・炎症しやすくなることでへバーデン結節を発症するとも考えられています。
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すべての人に有効なわけではありませんが、以下のような「女性ホルモンを補う」「腎臓の働きを助ける」「骨を強くする」作用のある食べものを長期的に摂ることで、へバーデン結節の症状が緩和しやすくなることがあるといわれています。
上記の食べ物がへバーデン結節の治療や予防に劇的な効果があるわけではありませんが、妊娠や出産、毎月の生理に伴うホルモンの変化の影響で発症している場合は、大豆イソフラボンやビタミンB6、カルシウムの摂取で症状が和らぐ可能性はあるでしょう。
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上記でも説明したように、へバーデン結節は更年期以降の女性に多く見られることから、女性ホルモンの減少が発症に関与しているのではないかと考えられています。
エクオール®は滑膜や関節などに多く存在する女性ホルモン「エストロゲン」の受容体に作用する薬です。
そのため、エクオール®を服用することでヘバーデン結節の発症や悪化を抑えることができると考えられています。
しかし、エストロゲンと同様の働きをするホルモン剤は乳腺や子宮内膜に作用して乳がん、子宮がんの発症リスクを上昇させるとの報告もあります。
エクオール®は乳腺や子宮内膜には作用しにくいため、それらのリスクは低いと考えられていますが、主治医と良く相談して服用するか否かを決めていきましょう。
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現状では、へバーデン結節を根本から治療することは難しいです。治療は対症療法(保存療法)が中心になり、必要に応じて手術を行います。
痛みが強い場合は、関節内に直接麻酔やステロイド薬を注射することもあります。
へバーデン結節は、女性や手を酷使する人に多い関節の変形や痛みを伴う病気です。治療では、関節の変形の進行を止めたり痛みを和らげたるためにテーピングや外用薬の利用、手術を行うのが一般的ですが、日ごろの食生活を変えることが役立つこともあります。
大豆イソフラボンやビタミンBやビタミンE6、カルシウムなどを積極的に摂るように心がけてください。
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