記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2017/10/4
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
ここでは、耳に痛みがあるときの原因となるいろいろな疾患を集めました。耳は聴覚だけでなく、体のバランスを認識するなど人間にとって重要な役割を果たしています。また、早期治療が必要となる疾患もありますから、耳が痛いときはこのまとめを参考にしてください。
中耳炎は、鼓膜の奥の中耳と呼ばれる耳と鼻がつながる部分に細菌やウイルスが感染して、膿がたまって炎症を起こした状態を指します。「急性中耳炎」がもっとも多く現れますが、「慢性中耳炎」や「滲出性(しんしゅつせい)中耳炎」「航空性中耳炎」といった種類の中耳炎もあるのです。耳の痛み以外に、発熱がある、耳だれ(膿)が出ている、鼓膜に穴が開いているなどの症状はありませんか? 下記ページで症状を確認してみましょう。
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中耳炎になったら、プールやお風呂に入れちゃだめ?
外耳炎とは、外耳と鼓膜を繋ぐ道である外耳道に炎症や感染が起こることをいい、痛みや痒みを引き起こします。危険な状態になることはほとんどないので、耳を触らないようにしておとなしく待ちましょう。ですが、3日以上、痛みが続いている場合は、病院へ行ったほうがよいかもしれません。
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耳の中がかゆい、痛い・・・外耳炎の治し方を教えて!
慢性中耳炎とは、鼓膜に穴があいた状態になり、耳漏(耳からの分泌物、耳だれともいいます)と難聴を伴う中耳の慢性炎症を言います。他にも、めまいや耳鳴りが現れる可能性がありますが、このような症状が慢性化していませんか? 再発を繰り返したり、重篤な症状を引き起こすことがありますから、一度しっかり確認しておきましょう。
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慢性中耳炎とは ~ 何度も発症する、症状が長引くときは要注意 ~
飛行機に乗ったときに、耳が痛くなったり、キーンと耳鳴りがしたりする症状が航空性中耳炎です。たとえば、高層ビルのエレベーターに乗っているときや、ダイビング、天候の変動(悪化)も原因となります。つまり、気圧の変化によって起こる中耳炎ということになり、これは自分である程度予防が可能です。どのように予防すればよいでしょうか?
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航空性中耳炎とは ~ 飛行機に乗ったときに発症することがある ~
あなたの耳の異変、片側の耳だけが急に聴こえなくなったということではありませんか? その場合、突発性難聴の可能性があります。他の症状としては、めまいや耳鳴り、吐き気などが同時に起きることが多いようです。
突発性難聴は、早く治療を開始できるかどうかが非常に重要です。下記で、この疾患について確認してみてください。
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突発性難聴で耳鳴りに。治療すれば症状はよくなる?
大きな音を聞き続けることで、耳の中の細胞(音波を脳で処理するための信号に変換する役割を果たしている小さな細胞です)が、ダメージを受け、それによって難聴になることがあります。難聴にならないために、有効な予防法はあるのでしょうか?
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イヤホンつけすぎは耳に毒! イヤホン難聴を予防する方法
メニエール病は必ずしも耳が痛くなるわけではありませんが、めまいに加えて耳鳴りが発生することが多い疾患です。悪化しないうちに、早めに医師にかかりましょう。
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メニエール病とは?ーめまいと耳鳴りで体がぐるぐる回る!?②