胃が痛む原因・まとめ ~胃が痛いときに考えられる病気とは~

2017/10/10

山本 康博 先生

記事監修医師

MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長
東京大学医学部卒 医学博士
日本呼吸器学会認定呼吸器専門医
日本内科学会認定総合内科専門医
人間ドック学会認定医
難病指定医
Member of American College of Physicians

山本 康博 先生

下痢や食べすぎなど、自分でも原因が思い当たる胃痛であればまだよいのですが、原因不明でふいに発生する胃痛には困ったものです。たとえば、何かの疾患が原因だった場合は、どのようなものがあるのでしょうか?

冷凍宅配食の「ナッシュ」
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胃潰瘍


胃から分泌される胃酸と、胃酸から胃壁を守る粘液の分泌のバランスが崩れ、胃酸によって胃壁が傷ついた状態になってしまう胃潰瘍。激しい胃の痛みの他にも、胸焼けや吐き気、嘔吐などの症状が現れます。
喫煙習慣や過度の飲酒、ストレスの溜めすぎなど、胃に負担をかける生活をおくっていませんか? 下記ページでは、原因や症状、治療法などについて解説しています。

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胃潰瘍を発症するのはなぜ? ~ 症状・原因・予防法について ~

胃癌


なんとなく胃が重い、空腹時に胃がシクシクする、胃の痛みや胸やけは誰もが経験します。だからといって、軽く見ていると、胃癌が進行しているかもしれません。胃癌は周囲の食道や小腸など周囲に浸潤したり、肺、肝臓、膵臓、大腸やリンパ節、骨に転移することもあります。胃癌で最も怖いのは、早期の場合、症状が現れないことでしょう。静かに進行するため、治療が遅れるほど、治癒が難しくなっていきます。

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気づかないまま進行してしまう胃癌とは?

逆流性食道炎


逆流性食道炎とは胃液や胃の内容物が逆流し、それが食道の中に留まることで食道の粘膜に起こるただれや炎症を指します。
代表的な症状は「胸焼け」「呑酸(どんさん:酸っぱい液体が口まで上がってくること)」などで、内視鏡検査をすると下部食道粘膜にただれや潰瘍が見られることが特徴です。胃酸は非常に強い酸性であるため、食道の粘膜を傷つけて炎症を起こします。

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ストレスが原因で逆流性食道炎が発症するのはなぜ?

微小血管狭心症


心臓の病気にはいろいろありますが、動悸や息切れなどが現れ、胸の痛みの発作が起こる狭心症という病気があります。その中でも更年期前後の女性に多いのが狭心症です。
呼吸が苦しくなったり、吐き気をもよおしたり、胃痛や背中の痛み、あごやのど、耳の後ろなどの痛みなど様々な症状が現れることが特徴です。

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微小血管狭心症とは ~ 更年期前後の女性は要注意! ~

胃ポリープ


胃ポリープは、胃の粘膜の表面にできる隆起(盛り上がること)のうち良性のものを指します。はっきりとした原因は判明していませんが、ストレスや食事による刺激で胃に負担がかかることが胃ポリープを引き起こしやすくしていると考えられています。
なお、多くのポリープは良性ですが、その後変化があってもなかなか異変に気づきにくいため、注意が必要です。

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胃ポリープの原因 ~ 予防するために知っておこう!

運動誘発性じんましん


運動中、または運動後にじんましんが起こることがあります。これを運動誘発じんましんと呼びます。運動誘発じんましんは、じんましんや他のアレルギー症状の他、胃の痛みを引き起こすこともあるのです。
他には、皮膚のかゆみや皮膚の潮紅、呼吸困難や窒息感、頭痛、顔、舌、まぶた、または手の腫れなどを誘発する可能性があります。

>> 詳しい情報はこちら
運動中にじんましんが!?運動誘発性じんましんの治療法とは

胃痛について


胃がきりきりする、常にしくしくして重い、空腹になると胃が痛いなど、ひと口に胃が痛いと言っても、人によって症状はさまざまです。下記では、とくに急性胃炎、慢性胃炎、胃潰瘍の原因や症状について詳しく解説するとともに、胃痛のやわらげ方や予防方法などについてご紹介しています。

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胃痛の原因と症状について ~ 特徴を把握して適切に対処しよう ~

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