子供の病気・まとめ ~子供の病気に対する対処 ~

2017/10/11

山本 康博 先生

記事監修医師

MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長
東京大学医学部卒 医学博士
日本呼吸器学会認定呼吸器専門医
日本内科学会認定総合内科専門医
人間ドック学会認定医
難病指定医
Member of American College of Physicians

山本 康博 先生

同じ病気にかかっても子供の場合は違う症状が出たり、簡単に重篤化することもあります。また、子供特有の病気もあります。大人とは違うこのような状態に対して対処するとき、周囲の親や大人たちが持っておくべき知識についてまとめました。

冷凍宅配食の「ナッシュ」
冷凍宅配食の「ナッシュ」

子供の喘息(小児喘息)


男の子の方が喘息を発症しやすいといわれ、主にアレルギー体質や、アレルギー体質の家族がいる子供に多く発症しやすいようです。
また、子供の喘息のうち約50%が、とくに症状が軽い場合、10代のうちに症状が緩和します。ただし、決して喘息が「完治した」と思わないようにしましょう。なぜなら、このうち30%は、大人になってからも喘息を発症するからです。

>> 詳しい情報はこちら
子供の喘息(小児喘息)は治るの!? 診断と治療法

子供の脱水症/熱中症


暑い夏、子供たちは外でのスポーツに熱中しています。そんな子供たちを見ている大人が注意しなくてはいけないのが脱水症状と熱中症です。子供は、大人よりも脱水症状や熱中症を起こすリスクが高いうえ、急激に症状が進みます。下記コラムでは、子供の脱水症状と熱中症について、大人が知っておくべき知識をまとめています。

>> 詳しい情報はこちら
大人よりもリスクが高い子供の脱水症と熱中症

子供の自閉症スペクトラム障害


自閉症スペクトラム障害の子供の成長の改善のカギとなるのが各種の治療法です。
障害自体をなくす治療方法はありませんが、その後の生活を送るために必要な能力を訓練したり、影響を及ぼす要因を取り除くために必要になってきます。下記を、正しい治療方法を選択するために役立ててください。

>> 詳しい情報はこちら
子どもの自閉症スペクトラム障害の治療と、やってはいけない治療方法

子供のチック症(トゥレット症候群)


「チック症」(トゥレット症候群)という病気をご存知ですか? 無意識のうちに体の一部が同じ動きを繰り返す症状のことで、精神神経疾患の一種です。5~6歳の子供が突如発症することの多い病気で、女の子より男の子のほうが発症しやすい傾向にあることがわかっています。原因や治療、大人が注意すべきことについて解説しています。

>> 詳しい情報はこちら
チック症(トゥレット症候群)になると、体にどんな症状が現れる?

子供の心の病気


さまざまなストレスと付き合わなければならない現代は、心をいかに穏やかに保って生活するかが人々にとっての大問題であることは言うまでもないでしょう。そして、大人の世界にある社会問題は、子供にとっても無縁ではないのです。いえ、大人のようにオブラートに包まれていない分、子供ならよりダイレクトに影響を受けていると言えます。親として、どのように対応すればよいのでしょうか?

>> 詳しい情報はこちら
こどもの世界はラクじゃない!こどもの心の病気

 

子供の髄膜炎


ほとんどの人が鼻やのどの粘膜などに持っている髄膜炎菌が、何かをきっかけに髄膜で炎症を起こすのが髄膜炎です。人の咳やくしゃみなどによってもうつるため、誰でも発症する可能性のある病気ですが、特効薬がなく、放置すると意識障害が出るほど重症化することもあります。とくに子供の場合は早期治療が必要なこの病気について解説しています。

>> 詳しい情報はこちら
気をつけよう、子供の髄膜炎 ~ 発熱、頭痛、けいれんは要注意 ~

子供のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎


「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」という病名を聞いたことはありますか?あまり聞きなれないかもしれませんが、子供がかかることの多い急性咽頭炎の一種です。以降で症状や治療法、予防法などを詳しく解説していきます。保護者の方、必見です。

>> 詳しい情報はこちら
子供に多くみられる「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」ってどんな病気?

関連記事

この記事に含まれるキーワード

脱水症(8) 小児喘息(5) 髄膜炎(26) 熱中症(45) 自閉症スペクトラム障害(3) チック症(4) トゥレット症候群(2) 子供の心の病気(1) 子供のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎(1)